要請番号(JL52419B29)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学・技術省
2)配属機関名(日本語)
ナリクレ教員養成大学
3)任地( リロングウェ県ナリクレ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ナリクレ教員養成大学は、首都リロングウェ郊外に位置し、主に中等学校(日本の中学3年~高校3年)の教員を養成することを目的として日本の無償資金協力により2016年に建設され、2017年1月より生徒の受け入れを開始した。教員数およそ30人、生徒数約350人(1、2年生)が在籍している。配属先となる科学部には現在、他の学部からの応援要員も含め19人の教員が在籍している。年間予算はおよそ1,000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは1994年に初等教育が無償化された結果、中等教育進学希望者が急増した。政府は初等教員資格しか持たない教員を中等教員として採用し、中等教育へのアクセス拡充を図ってきた。結果として就学者は増加したが、中等教育の正規の資格を有する教員が不足している。教員不足解消のために、日本の無償資金協力によりナリクレ教員養成大学が建設され、2017年1月より生徒の受け入れを開始し、現在第二期生が入学している。教員を目指す学生の多くが教科への知識が十分でなく、授業実施に必要な情報収集の方法や授業の組み立て方、実験を用いて検証する方法などの支援が求められている。同僚の教員と共に学生に物理コースの内容を教えながら同僚教員への指導を行うことができる人材が求められており、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先において物理の教科を指導する。(日本の高校レベルの内容)
2.同僚教員とともに、学生に対して実験を積極的に取り入れた授業の方法を指導する。
3.同僚教員とともに周辺の中等学校を訪問し、中等学校の抱える問題点をリサーチし、改善のための提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
物理・化学実験室
基本的な薬品と実験器具
4)配属先同僚及び活動対象者
物理担当教員:2名(男性、修士、教員経験4年以上)
化学担当教員:3名(修士、教員経験4年以上)
生物担当教員:4名(修士、教員経験4年以上)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)理系 備考:大学生に教えるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)