要請番号(JL52422B18)
募集終了
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ムズズ中央病院
3)任地( ムジンバ県ムズズ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先病院はマラウイに4か所設置されている国立中央病院(3次医療機関)の一つで、国内第3の都市ムズズに位置する。台湾政府の支援により2000年に設立された。内科、外科、小児科、産婦人科、歯科、眼科、理学療法科、臨床検査室等の部門を有する。年間予算約4億円。医師約5名、看護師約10名で診療にあたっている。患者は原則、無料で受診でき薬も受け取ることができる。同病院へは、2015年度から2代にわたり理学療法士隊員が派遣された。なお同配属先からは、本要請の他に薬剤師およびリハビリテーション職種隊員も要請されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイの医療機関/医療従事者の空席率は約30~50%と慢性的な人材不足で、配属先病院では、1日あたり100名程度の患者を看護師約10名およびインターン学生約15名が交代制で診ており、人材不足が顕著である。週5日の緩和ケア外来および週2日の糖尿病や高血圧などの非感染性疾患(NCDs: Non-Communicable Diseases)外来が開設されているが、専属の看護師不足により隊員の要請に至った。また、同外来の休診日には、一般病棟での身体への侵襲行為を伴わない看護業務の遂行、さらに、院内を巡回し5S-KAIZEN-TQM(整理・整頓を通じた医療サービスの向上)の導入・普及活動が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.週5日の緩和ケア外来または週2日のNCDs外来における業務(血圧測定、カルテ整理など)、患者との対話を通して体調管理や生活習慣改善への助言等を行う。
2.院内外においてNCDs予防・対策としての運動や食生活改善などの啓発活動を支援する。
3.一般病棟での身体への侵襲行為を伴わない看護業務の遂行、同僚看護師に対する業務改善への助言を行う。
4.各病棟の看護師長と協力し、院内における医療サービスの質の向上を目標に5S‐KAIZEN活動の導入・普及を実施することが望ましい。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
血圧計、事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 緩和ケアまたはNCDs外来医師2名(30~40代、男性)、副病院長(看護師、40代、男性)、各科看護師長6名(30~40代、男性および女性)
活動対象者: 外来患者、看護師長および看護師、インターン学生等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言に知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言に経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5 ~ 30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
マラウイでの看護師資格登録の際に、4~6週間の実習が義務付けられています。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(トゥンブカ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。