2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52422B25)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムズズ中央病院

3)任地( ムズズ県ムズズ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先病院はマラウイに4か所設置されている国立中央病院(3次医療機関)の一つで、国内第3の都市ムズズに位置する。台湾政府の支援により2000年に設立された。内科、外科、小児科、産婦人科、歯科、眼科、理学療法科、臨床検査室等の部門を有する。年間予算約4億円。医師約5名、看護師約10名で診療にあたっている。患者は原則、無料で受診でき薬も受け取ることができる。同病院へは、2015年度から2代にわたり理学療法士隊員が派遣された。なお同配属先からは、本要請の他に看護師、薬剤師および他のリハビリテーション職種隊員も要請されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2009年に当国初の理学療法士(PT)の養成学校が発足し国内のPT有資格者はいるが、作業療法士(OT)養成機関は無く、作業療法は、研修を受けたリハビリ技師が担当している。一方で脳神経疾患等の患者に対する作業療法のニーズは一定数存在し、また、当国で増加している交通事故による外傷や神経損傷のリハビリテーションや生活支援の必要性が高いことから隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

理学療法科の提供する医療サービスの質の向上にむけて、以下の活動を行う。
1.成人患者(中枢神経疾患や整形疾患等)や小児患者(脳性麻痺や熱傷等)に対する作業療法の実施
2.上記1.に関する同僚リハビリ技師への知識・技術面での助言
3.理学療法科における5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の継続、同科内の業務改善(KAIZEN)提案と提案事項の実施
4.当国のリハビリテーション職種隊員と協働し、同僚や有資格者を目指す学生の知識・技術向上のための勉強会・ワークショップ等の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法用机

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
理学療法士4名(20~30代、男性および女性)
リハビリ技師5名(20~30代、男性および女性)
インターン学生5~6名(20代、男性および女性)

活動対象者:
外来および入院患者、配属先同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの作業療法士免許登録の際に、4~6週間の実習が義務付けられており、それに先立つ書類選考には、TOEFL、IELTS、TOEIC、英検いずれかの試験結果の提出が求められます。業務および日常生活では英語が通じますが、患者への説明には現地語(トゥンブカ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。