2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52422B32)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
6代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムジンバ県南部病院

3)任地( ムジンバ県ムジンバ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である公立県病院は、人口約97万人、ムジンバ県の南部地域に位置する総合病院である。同時に県の保健行政も担当し、管轄する約30のヘルスセンター(診療所)とともにムジンバ県南部地域の住民へ保健・医療サービスを提供している。病床数約250床。年間予算約5,800万円。医師2名、准医師24名、医療助手26名、看護師68名が診療にあたっている。過去にJICA事業として5S-KAIZEN-TQM(整理・整頓を通じた医療サービスの向上)の導入、普及が行われたパイロット病院である。これまで薬剤師、栄養士、行政サービスの隊員が派遣されており、2011年度から公衆衛生隊員が5代にわたり派遣され、本案件はその後任要請である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マラウイの医療機関における医療従事者の空席率は、地域によって異なるが約30~50%と慢性的な人材不足が課題となっている。配属先へは1日あたり100~300名の妊産婦や幼児を連れた母親が5歳未満児健診に訪れるため、同僚職員は多忙を極めている。前任となる公衆衛生隊員は、同健診の補助を実施し、そのほか予防接種やマラリア検査の実施補助、先代隊員が継続してきた母子手帳(ヘルスパスポート)の記入不備による栄養不良時の早期発見と栄養指導等を実施した。配属先である同病院の環境保健部門は、引き続き同様の活動を実施する隊員を求めているため、後任の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.5歳未満児健診活動(身長・体重測定)の補助等を実施する。
2.健診介助者(インターン学生や母親等)に対し、ヘルスパスポートの適切な運用方法を指導する。
3.他科を参考にしつつ、配属先環境保健部門において、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の導入を促進する。
4.その他、配属先から求められる業務を支援する。(なお、配属先である同病院の環境保健部門は、上記のほか、予防接種の促進・管理、マラリア検査、妊産婦健診や栄養不良児のための改善事業「村落部ヘルスセンターでの巡回健診の実施等」を行っている。)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
環境衛生長1名(DEHO、30代、女性)
環境衛生オフィサー4名(EHO、30~40代、男性)

活動対象者:
健診に訪れる母子、同僚DEHOやEHO、健康関連調査助手数十名程度

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚への助言に知識が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10 ~ 30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

業務および日常生活では英語が通じますが、来院する母子など地域住民への説明には現地語(トゥンブカ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。