2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52424A04)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方自治・統合・文化省

2)配属機関名(日本語)

ンベルワ県庁

3)任地( ムジンバ県ムジンバ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

北部最大都市のムズズから車で1時間ほどのムジンバ市内にンベルワ県庁がある。ンベルワ県庁はマラウイ北部地域の行政を担っており政治、経済開発、農業、教育、保健、社会福祉課等を有している。
同県庁には栄養・HIV/AIDS課が新設され、数名の職員が常時配置されている他農業系、教育系、医療系の栄養士3名も在籍しているが、普段は農業課、教育課、県病院とそれぞれの部署にて業務を行っている。同課は栄養関連分野に対して政府や様々なドナーのプロジェクトの運営管理を行っており、プロジェクトの規模と活動内容に合わせて各部署の栄養士を含む関係者が招集されてチーム編成を行うなど、横断的かつ流動的な組織体制となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マラウイにおける栄養不足問題は深刻であり、47%の5歳未満児が栄養不足による発育阻害を引き起こしていると報告されている。しかしながら、マラウイ国内で管理栄養士の育成プログラムが開始したのは2015年であり、2017年に国内で資格をとった管理栄養士が初めて誕生したばかりである。栄養分野の専門知識を持った人材の数は極めて不足しているため、ムジンバ県南部病院、学校、村落部にて栄養分野における知識移転や啓発を支援する隊員の要請に至った。さらに、同地にて日系NGOがムジンバ県住民を対象に栄養強化プロジェクトを実施予定であり、栄養や料理法に関する指導補助やモニタリング補助などにおいて連携が期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.ムジンバ県南部病院に配属されている医療系の栄養士とともに外来患者そして入院患者への包括的な栄養指導を実施する。
2.教育系の栄養士とともに小・中学校を巡回し、栄養に関する授業や啓発を行う。
3.農業系の栄養士または医療系の栄養士とともに村落を巡回し、栄養指導や栄養に関する啓発活動を行う。
4.日系NGOが実施予定であるムジンバ県住民(主に妊産婦や乳幼児)を対象とした栄養強化プロジェクトと連携し、栄養状態を調査して、現地調達が可能な食材を活用した栄養改善のための啓発活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
県庁職員2名(20代~40代、男性及び女性)
栄養士3名(農業系、教育系、医療系)

活動対象者:
外来患者、入院患者、地域住民等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)
    (管理栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言に知識が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの栄養士免許の登録の際に4~6週間の実習が義務付けられており、先立つ書類選考はTOEFL、IELTS、TOEIC、英検いずれかの試験結果の提出が求められます。業務及び日常生活では英語が通じますが、患者や村落住民には現地語(トゥンブカ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。