2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52424A06)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カムズ中央病院

3)任地( リロングウェ県リロングウェ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カムズ中央病院は国内に4か所設置されている国立中央病院の1つであり、首都リロングウェを含む中部地域を対象とした三次医療機関として機能している。患者への医療サービスは原則無料であり、年間患者数は約30万人である。診療科はほぼ網羅されており、人工透析室、HCU(高度治療室)もある。2020年には同病院内に国立がんセンターが設立され、がん化学療法の提供が始まった。2024年には同センターにて放射線治療も始まる予定である。同病院へはこれまでに薬剤師、看護師、臨床検査技師等多くの隊員が派遣されており、現在は本要請の他に看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士隊員の要請が出ている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マラウイ国内にて抗がん剤治療をうけられる病院は3つしかなく、配属先内にある国立がんセンターはマラウイの中部及び北部地域にて唯一の施設である。同センターは小児病棟、成人病棟、緩和ケア病棟、外来に分かれており約60名の看護師が働いているが、がんの専門知識を持った看護師は3名のみであり、専門知識を持った看護師の不足が顕著である。そのため、患者への相談対応や抗がん剤治療による副作用の説明などは極めて限定的にしか行われていない。医療の質とサービス向上のための取り組みを強化するため隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚へのがん治療における知識の共有及び患者への情報提供
2.がん治療ケアにおけるガイドライン作成補助
3.身体への侵襲行為を伴わない看護業務の遂行
4.業務改善への助言
5.上記以外の医療の質とサービス向上のための活動

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、血圧計、体重計、車いす、ストレッチャー等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
がん治療専門看護師3名(20代~40代、男性及び女性)、看護師約60名

活動対象者:
外来患者、入院患者、看護師長及び看護師、インターン学生等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への助言に知識が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言に知識が必要

[参考情報]:

 ・がん看護の経験(必須)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの看護師免許の登録の際に4~6週間の実習が義務付けられており、先立つ書類選考はTOEFL、IELTS、TOEIC、英検いずれかの試験結果の提出が求められます。業務及び日常生活では英語が通じますが、患者や村落住民には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習します。