要請番号(JL52424A56)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
エンバングウェニ聴覚障害児特別支援学校
3)任地( ムジンバ県エンバングウェニ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都リロングウェから北に約250㎞、ムジンバ県に位置する特別支援学校で、4歳から15歳までの幼児・児童約170名が在籍し、教員約15名が勤務している。1994年設立。年間予算は約33,000米ドル。同校では、幼児・児童は寄宿舎で生活しながら勉学に励んでおり、卒業後に聴覚障害があっても不自由なく社会参加していけることを目指し、生活・学習支援を実施している。2014年度および2018年度に2代にわたって言語聴覚士隊員が派遣され、構音・発話訓練等の活動を実施した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の教員は特別支援教育に必要な研修を受講済みであり、一定の知識や指導技術を有しているものの、各児童の理解度に応じた個別学習指導や、幼児に対する情操教育の提供といった部分においてさらなる創意工夫や改善の余地が見受けられる。また、同僚教員への日本の障害児教育・指導方法の伝授や教材研究等についての助言等が求められている。さらに、幼児・児童の聴覚障害の経緯の把握、児童の学習理解度の記録とさらなる学力向上のための学習計画の作成と実践等も求められており、これらに対する側面支援が可能な隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員とともに以下について可能な範囲で提案・実践する。
1. 各児童の理解度に応じた基礎科目の個別学習指導(必要に応じてチームティーチング)を実施する。
2. 上記1の個別指導に関して、必要に応じて日本の障害児教育の情報も共有しながら、指導法や使用教材の改善を図る。
3. 幼児・児童の聴覚障害の経緯の把握、学習理解度の記録とさらなる学力向上のための学習計画の作成・実践等を行う。
4. 現地で入手可能な材料を用いた玩具等を作製するなどし、主に幼児に対する質の高い情操教育を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板・チョーク
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(40代、男性)、教員13~14名(30~50代)
活動対象者:
同僚教員、聴覚障害を抱えた幼児・児童、保護者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員として学位が必要なため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚への助言等に経験が必要
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
[参考情報]:
・手話経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動や生活の中で現地語(トゥンブカ語)が必要となる場合があるため、赴任後の現地語学訓練で学習する