要請番号(JL52425A25)

・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
セントポール・アポストル中高等学校
3)任地( マンゴチ県マンゴチ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
日本の中学3年生から高校3年生に相当する4年制の男子中高等学校。総生徒数は約480名。
教育省に加えてカソリック教会からも支援を受けて学校を運営している。神学校とはいえ、実際に神学の道へ進む者は限られており、神学に特化している学校というわけではない。基本的にはマラウイにおける一般的な中高等学校と大きくは変わらない授業構成となっており、今回はその中で理科教育についての新規要請となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは若年層の爆発的な人口増加や初等教育の無償化などを背景に、生徒数に対して教職員数が不足している。教員数を増やしていく過程では、高い知識を持った人材のみを選抜することは難しく、教科に対する知識が十分であるとは言えない教員も散見される。
また、理科教育においては実験に必要な設備や資材の不足から、教員自身が学生の時には実験を行っていないことが少なくないため、教員達に実験や観察を行う授業についての知見が不足している。
そこで、実験を用いた授業の実施や、そうした授業を同僚教員が行う為の支援が期待され、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 配属校において、物理、化学、生物いずれかの教科指導を担当する。(日本の中学3年生から高校2年生レベル)
2. 実験や観察を積極的に取り入れた授業を実施し、同僚教員も同様の授業を実施できるよう支援する。
3. 可能であれば同僚に対して、授業の改善を目的とした助言や支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科(各科共用)実験室のほか、基本的な薬品と実験器具(日本の中学校程度)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長50代男性
同僚教員約25名(20代から50代)
内理科教員6名
生徒約250名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:(男性) 備考:男子校の為
[学歴]:(大卒) 備考:中高教員は大卒が資格条件の為
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教員への助言も行うため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・物、化、生どれか教えた経験があれば尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活の中で現地語(チェワ語)が必要となる場合があるため赴任後の現地語学訓練で学習します。