【配属機関概要】

3）任地（ オマヘケ州ホバビス ） JICA事務所の所在地（ ウィントフック ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

オマヘケ州の州都ホバビスの行政を司り、4つの部署で構成されている。過去にオランダの姉妹都市から物資の支援(机、椅子、大型トラックなど)やボランティアを受け入れた経験がある。配属される役場の技術部門では、主にインフラの維持管理や、一般競争入札による民間施工会社への工事発注等を行っているが、小規模な工事については実際に施工も行っている。職員数は、2017年5月現在で49名(内、専門職6名、作業員43名)。2008年1月から2017年9月まで3代にわたり土木のJVを受け入れている。また、別の部門でも2011年にコンピュータ技術のJVが活動を行った実績がある。年間予算は約1,200万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先職員の技術力は、学歴や職歴によって異なるが、日常業務については大きな問題はなく実施されている。しかし十分な技術力を持った技術者が慢性的に不足している事から、広範囲に及ぶ測量や高度な設計などは、民間コンサルタント会社に発注している。これらが財政圧迫をもたらすと同時に、人材育成を妨げる原因ともなっている。専門職のポストに就いている職員の技術レベルは十分であるが、現場スタッフの技術レベルは高くはない。そのため、机上と現場での認識に差が生じ、計画との差異が生じることがしばしばある。前任者は、主に発注予定の新規下水道管・水道管の設計や同僚職員に対しては、下水道管の施工や測量等の技術的な指導を行った。
各種データ参照WEBサイト http://namibia.opendataforafrica.org/

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

主な活動はデスクワークとなる。現場にて同僚職員と共に作業を行う事もあるがボランティアの経験により頻度は異なる。
1. 管轄地域内の新規下水道・水道工事の設計。
2. 小規模下水道工事の施工管理の支援。
3. 簡易な測量の支援、またそれに伴う図面作成。
4. 建築物の設計図作成依頼もある。
他、可能な範囲で配属先の日常業務における支援や他州の役場とも技術情報の共有を行う。
※活動範囲は多岐に及ぶが、主にボランティアが得意とする業務内容を担当することとなる。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オートレベル、AutoCAD、HP Designjet、バックホー、ホイールローダー、モーターグレーダー、ロードローラー、コンクリートミキサー等 ※重機は専属のオペレーターが運転する。

4）配属先同僚及び活動対象者

部門長 55歳 大学卒
マネージャー 30歳、35歳 大学卒
建築物検査担当官25-40歳 5-10年程度の経験

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

配属先近くの住居を利用する事となる。
https://www.facebook.com/Municipality-of-Gobabis-200374273380875/