要請番号(JL52723B10)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・芸術・文化省
2)配属機関名(日本語)
エロンゴ州教育事務所
3)任地( エロンゴ州スワコップムント ) JICA事務所の所在地( ウィントフック )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
所在地スワコップムントは、エロンゴ州の州都であり、人口は約73,000人。ドイツ植民地時代に作られた、ナミブ砂漠の北端に位置する港町で、首都までは舗装された幹線道路が整備されている。配属先はエロンゴ州の初・中等教育機関に対して、教育の質向上を目指し、学校視察(授業のモニタリングや評価、施設状況の確認等)や教員の能力向上に向けた研修等を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育現場の課題として、教室や教師の不足と教師の指導力不足が挙げられる。授業では、教師が一方的な説明と板書を行い、生徒は板書をノートに写すことが中心であり、生徒自身が考え、質問する機会が少ない等の問題がある。特に初等の算数教育においては、数を指や棒を使ってカウントすることが一般的で数の概念を習得できている生徒が少ない等の問題も指摘されている。算数の能力の低さは、高等教育機関においても問題視されており、現状の改善による算数教育の質向上を目指して、同分野に対しての支援が求められた。2023年8月現在、ナミビア国内に9名の小学校教育隊員および1名の数学教育隊員が活動中である。併せて、同区内の小学校に対しても算数教科支援の隊員を要請している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では日本の指導主事に相当するSenior Education Officer(算数担当)として、主にスワコップムント地区内の学校にて以下の活動が期待されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し状況に合わせて柔軟に内容を検討する。
1. 学校巡回、授業のモニタリングを通じた教員へのアドバイス提供
2. 教師の指導力向上を目指した、ワークショップ等の開催および指導支援
3. 算数/数学教育にかかる教材の開発と活用方法の支援
4. 授業研究の手法等に関する支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な事務機器一式(コピー機等)
4)配属先同僚及び活動対象者
上司:Chief Educaition Officer(CEO)、女性、大学卒、50代
同僚:Senior Education Officer (SEO)8名、女性、大学卒、30-50代
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:配属先側条件
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教師等への指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10 ~ 40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)