要請番号(JL52724B15)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・芸術・文化省
2)配属機関名(日本語)
エパコ・セカンダリー
3)任地( オマヘケ州ホバビス ) JICA事務所の所在地( ウィントフック )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
所在地ホバビスは、オマヘケ州に属し、人口は約25,000人。首都から東に位置した幹線道路沿いにある町で、牛の飼育で知られている。配属先の学校は町の北東側にあるロケーションと呼ばれる低所得者層が多く居住する地域に位置し、8年生から12年生(Grade 8-12:日本の中学2年から高校3年相当)までの生徒が通っている。全校生徒は約1500名、教員は約40名、年間予算は約280万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育現場の課題として、教室や教員の不足と教員の指導力不足が挙げられる。授業では、教員が一方的な説明と板書を行い、生徒は板書をノートに写すことが中心で、生徒自身が考え、質問する機会が少ない等の問題がある。特に初等の算数教育においては、数を指や棒を使ってカウントすることが一般的で数の概念を習得できている生徒が少ない等の問題も指摘されている。算数能力の低さは、高等教育機関においても問題視されており、現状の改善による算数教育の質向上を目指して、同分野に対して支援が求められた。2024年8月現在、ナミビア国内では4名の小学校教育隊員および2名の数学教育隊員が活動中である。なお、同校を管轄するオマヘケ州教育事務所で1名の小学校教育隊員が活動中であり、近隣の小学校に対しても隊員を要請中である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現時点では以下の活動が期待されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と協議して決めることになる。
1. 同僚教員の指導力向上支援。(教材等の作成および活用方法の説明、授業研究の実施等。)
2. 数学授業の実施。(対象として8年生と9年生を希望されているが、赴任後に関係者と相談して決める事となる。)
3. 教員等に対するワークショップ等の実施。(州教育事務所派遣隊員および近隣の小学校教育隊員と協力して実施する場合もある。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な事務機器一式(コピー機等)
指導教材等は十分にない
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:女性・50代・大学卒
同僚教員:約40名(男性17名/女性23名)・30~40代
内、数学担当10名(男性4名/女性6名)30~40代
生徒約1500名(8年生から12年生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:配属先側条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:他教員への指導等も行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)