要請番号(JL53918A01)
募集終了

・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
基礎教育省
2)配属機関名(日本語)
算数科学技術アカデミー
3)任地( ムプマランガ州ンカンガラ県エマラヘニ市 ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2014年に州教育省傘下に設立された教育アカデミー、州内101校の初等・中等校を対象に理数科教員の能力強化を行っている。同州では理数科目の成績不振が問題視されており、その一因が教員の能力不足であるとされてきた。それに対してムプマランガ州では、州内4県それぞれにハブとなる1校を、その下に25校の関連校を定め、教員はハブ校にて定期的に研修を受けている。配属先は4つのハブ校の上位に設置され、州内全体の教員研修を管理している。本案件において青年海外協力隊(JV)はンカンガラ県スティーブ・チュウェテ町のスティーブ・チュウェテ初等・中等学校に配属され、教員の能力向上に取り組む。年間予算は約7,000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
南アフリカにおいて質の高い教員養成が行われ始めたのは近年になってからであり、現在現場で活動している多くの教員は十分な教員養成訓練を受けていない。特に初等教育においては、生徒を巻き込んだ授業を行う必要があるが、実際には多くの場合において、教師から生徒への一方通行の授業となっている。配属先では定期的にハブ校にて教員向けワークショップを実施し、能力強化に取り組んでいるが、各学校におけるモニタリングは十分とは言えない状況である。また基礎教育省によって電子ボードの設置、生徒用タブレットの配布が行われ、これらの補助教材の導入によって現状の改善を試みているものの、多くの教員が電子機器を有効利用できていない。同地域には複数校が同様の課題を抱えており、青年海外協力隊によるモニタリング及び教員に対する直接的な支援要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
ボランティアは同僚教員と共に関連の複数校を巡回し以下の活動を行う。
1.教員の授業を視察しアドバイスを行う。
2.電子ボードやタブレットの効果的な活用についてアドバイスを行う。
3.ハブ校にて行われるワークショップの開催を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース
4)配属先同僚及び活動対象者
局長:女性:40代
副局長:女性1名、男性2名:40代
視学官:4名
事務員:9名
活動対象者:関連校の理数科担当教員15名程度
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現職教員に対して指導を行うため
[参考情報]:
・Word、Excel, PPTの通常操作
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)