要請番号(JL53918A07)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
ウオーターバーグ職業訓練校(IT・コンピュータサイエンスセンター)
3)任地( リンポポ州ウォーターバーグ郡モガラクゥエナ町マホイレレン ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は同国に50ヶ所在る公立職業訓練校の一つで、ビジネス、IT・コンピュータサイエンス、エンジニアリング&技能研修の3つのセンター(キャンパス)がある。9学年終了資格(日本の中学校卒業相当)以上保有者を対象に、国家資格NCV: National Cerificate(Vocational)レベル2-4取得を目的とするNCVプログラムや技能研修プログラム等合計18のコースを開講し職業訓練機会を提供している。学生数は3センター合計で約2600人。職員数は約220人。年間予算は約4億1200万円(2015年) (www.waterbergcollege.co.za) 。
【要請概要】
1)要請理由・背景
IT・コンピュータサイエンスセンターの情報工学コースは3年間のコースである。国の方針では年間授業数は約1,300時間、実習6割、座学4割の構成と定められているが、実際は講師の技術力不足のために、座学8割、実習2割となっている。講師(工科大学卒)は理論と実習を交えて講義を行っているが、実習機材の種類、量ともに十分でないこともあって生徒の理解度は低い(例:PLC(Programmable Logic Controller)もカリキュラムに含まれているが、機材がなく、また、講師の経験が乏しいため、指導できていない)。 また、シラバスに書かれているプログラム言語(Java Script, VB, HTML)の指導が出来る講師が不在であり、プログラミング言語への支援も必要となっている。このような状況を改善するため、実社会での経験を踏まえた講義や実習内容の改善に協力する青年海外協力隊の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは同僚講師と共に以下の活動を行う。(対象生徒は全学年)
1.実習授業、座学授業を担当し、生徒及び同僚講師に対して技術的な支援を行う。
(実習授業は、ICチップを用いた論理回路の確認など。座学授業は電子工学、プログラミング言語など担当する。)
2.効果的な実習授業実施のための、授業準備を行う。
3.同僚講師に対して Java Script, VB, HTMLの補講を行う。
4.ボランティアに求められる能力は、Java Script, VBのプログラム言語>電子工学知識となっている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オシロスコープ(Xipron: CQ5020-20Mhz)、直流安定化電源(M10-ST6005L)半田ごて、電流計、電圧計、テスター実習用電源サーキット、コピー機等事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
講師:男性 30代 1名(工科大学卒、専門は電子工学)
生徒:9学年終了資格取得者以上、留年があるため年齢の幅があるが概ね19-20歳代後半
学生数は全学年で約120名、各クラス約40名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:同僚教員と同レベル
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導のため
[参考情報]:
・Java,VB,HTMLの知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)