要請番号(JL53918A12)
募集終了
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
モパニ南東職業訓練校(サー・バル・ダンカン)
3)任地( リンポポ州モパニ郡バ・ファラボーラ町ナマハレ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
50の公立職業訓練校の一つ。ビジネスコースを主とするファラボーラキャンパスとエンジニアリグコースのサー・バル・ダンカンキャンパスがある。9学年修了者(日本の中学校卒業相当)以上を対象とし、国家資格NCV: National Cerificate(Vocational)レベル2-4取得を目的とするNCVプログラムや11学年修了者以上を対象とするNATED:National Technical Educationクラス等合計21のコースを開講している。学生数は2キャンパス合計で約3,200人。教職員数約130人。年間予算約19億円(2016年) (www.mopanicollege.edu.za)
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国ではインフラの発展と共に、電気工事士の需要も上がっており、産業人材の育成が課題となっている。電気設備コースの中では、電気回路、動力装置制御、三相電流等の基礎の習得と基礎知識に基づく故障診断等の応用を教えている。国の方針では年間授業数は約1,300時間、実習6割、座学4割の構成と定められているが、実際は多くの講師が現場経験を持っていないために、技術力不足から実習授業が限定的となっている。現状では座学8割、実習2割程の割合となっており、また材料、機材等も不足しており現状の改善が求められているため、今回のボランティア要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは同僚講師と共に以下の活動を行う。(対象生徒は全学年)
1.実習授業、座学授業を担当し、生徒及び同僚講師に対して技術的な支援を行う。
(実習授業は、屋内配線工事実習、自動制御装置実習など。座学は、電気回路などの基本的な分野の担当が予定されている。)
2.効果的な実習授業実施のための、授業準備を行う。
3.実習場レイアウト案の策定を行う。
4.講師への補完授業を行う。(PLCプログラミング、モータ制御装置など)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気実習パネル(ケーブル、ブレーカー等含む)、モーター、PLC(Micro810(Allen-Bradley Micro800制御システムRockwell Automation社))、テスター・工具類
4)配属先同僚及び活動対象者
・講師:男性50代、指導経験5年 (専門は電子工学)
・学生(9学年終了資格取得者以上、同国では留年があるため年齢の幅があるが概ね19-20歳代後半)。第1学年(レベル2)320人、第2学年(レベル3)160人、第3学年(レベル4)80人
1クラス40-60人、実習の場合は10名1グループで行う。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(高卒) 備考:同僚教員と同レベル
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導のため
[参考情報]:
・第一種または第二種電気工事士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)