要請番号(JL53919B01)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
オーランド児童養護施設
NGO
3)任地( ハウテン州ヨハネスブルグ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
オーランド児童養護施設は、育児放棄された子供たちをケアするために、1940年にヨハネスブルクのソウェト地区に設立された。同地区は、アパルトヘイト時代に黒人隔離政策地域として区画された。同施設には、6歳から20歳までの子供たち約60名が生活している。子供の85%は親の育児放棄、15%は親がエイズ等で亡くなった子供たちである。同施設では、①孤児のケア、②コミュニティーケアとして地域の若い親や社会的弱者の教育、③託児所の運営などを行っている。カナダとオーストラリアから短期ボランティアを受け入れた実績がある。年間予算は、約3,900万円(5百万ランド)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同施設は当初ヨハネスブルグ児童福祉会が運営していたが、1977年に資金難で退いた後は、ソウェト地区のコミュニティーが運営を引き継いでいる。その後様々な資金援助を受けながら運営を続けており、現在運営資金の約半分は、社会福祉省によって賄われている。しかし、人材と知識不足により子供たちが必要としているケアや基礎教育などの児童福祉サービスが十分に提供できていない状況にある。そのため、JICA海外協力隊とともに活動することで、子供たちへのサービスの向上を図ることが期待されている。隊員には、日常生活のケアや基礎教育はもちろんのこと、一人ひとりに寄り添い、それぞれが必要としている精神的な支えとなり、健全に成長できるようにサポートすることも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
JICA海外協力隊員は、同僚と協力しながら主に以下の活動を行う。
1. 算数を中心とした補習授業の支援(メインは小学生1~7年生)
2. スポーツなどのレクリエーションなどを通した子供たちの情操教育の支援
3. 孤児園の敷地内にある畑での園芸活動の支援
4. 同僚のソーシャルワーカーのスキルアップのサポート等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、多目的ホール(2018年に日本政府の援助で建設)、畑(敷地内)、園芸用具、サッカー場、サッカーボール、バスケットボール、ダンベル
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:施設長(女性、70代、1992年から現職)
ソーシャルワーカー3名(女性、40代~50代)、
保育士4名(女性、30代~50代)、ケアスタッフ16名(女性、40代)
活動対象者: 6歳から20歳(男女、約60名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:困難を抱える青少年と活動するため
[参考情報]:
・園芸の知識があるとよい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(2~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)