要請番号(JL53919B04)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
リンポポ州社会開発省ベンベ地方事務所
3)任地( リンポポ州トホイアンドゥー ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、リンポポ州の社会開発事業を管轄している地方事務所。NGOやコミュニティーベースの組織等と協力しながら、子供、女性、障害者、高齢者など、社会的弱者への総合的なサービスの提供を行っている。年間予算は、約200万円(250,000ランド)。現在同州では2名の障害児・者支援JVが、デイケアセンターで活動中である。また、2016年5月~2020年5月まで、JICAの「障害者のエンパワメントと障害主流化促進プロジェクト」も実施されており、現在2名の長期専門家が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先では、コミュニティーにおける障害者のエンパワメントと障害主流化の促進、地域に根ざしたインクルーシブな開発、障害を持ったリーダーの人材育成などの事業を実施している。しかし、行政の取り組みと現場での取り組みには乖離があり、十分な成果をあげているとは言えない状況である。また、南アフリカにおいては、政策面の整備や都市部での障害者へのサービスは比較的充実しているものの、農村部の障害者が取り残されているという課題がある。そこで、現場に即したトレーニング内容の充実やサービスの向上等を図るために、JICA海外協力隊の要請がされた。また、現在進行中の技術協力プロジェクトとの協力活動も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
JICA海外協力隊員は、同僚スタッフと共に、 障害者(および施設関係者)を対象とした、以下の活動を行う。
1. 経理や、組織運営、資金調達など団体運営を行うにあたり必要な知識を得るための研修の実施。
2. 障害者への技術移転や指導方法の提供。主に、作業所や自助グループでの生計向上活動において、技術習得支援
やマーケティング支援。
3. 障害者の就労移行支援の提供。作業所や自助グループの障害者の雇用などを目指し、雇用市場の開拓、必要なスキ
ルの習得、OJTなどの調整。
4. 作業所、デイケアセンター、障害者自助グループなどを巡回し、活動状況のモニタリングおよび必要な技術的支援等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務スペース、コンピュータ、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:事務所長(男性、00代)、コーディネーター(女性、40代)
ソーシャルワーク・スーパーバイザー(男性、40代)
障害児・者支援コーディネーター(男性、30代、大卒)
ソーシャルワーカー(男女、20~30代)
活動対象者:障害児・者(男女、10~20代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(社会福祉士)
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚等に対して指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(3~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)