要請番号(JL53922B01)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
基礎教育省
2)配属機関名(日本語)
算数科学技術アカデミー(メイン・ハブ)
3)任地( ムプマランガ州ンカンガラ県エマラヘニ市 ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2014年に州教育省傘下に設立された教育アカデミー、州内の初等・中等校を対象に理数科教員の能力強化を行っている。同州では理数科目の成績不振が問題視されており、その一因が教員の能力不足であるとされてきた。それに対してムプマランガ州では、州内4県それぞれにサブ・ハブとなる1校を、その下に25校の関連校を定め、教員はサブ・ハブ校にて定期的に研修を受けている。配属先は4つのサブ・ハブ校の上位(メイン・ハブ)に設置され、州内全体の教員研修を管理している。2019年に小学校教育隊員が派遣されるも新型コロナウイルスの影響で活動休止となった。2022年春募集にて小学校教育の要請がされているため、同時期に活動をする可能性がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
南アフリカにおいて質の高い教員養成が行われ始めたのは近年になってからであり、現在現場で活動している多くの教員は十分な教員養成訓練を受けていない。特に初等教育においては、生徒を巻き込んだ授業を行う必要があるが、実際には多くの場合において、教師から生徒への一方通行の授業となっている。配属先では定期的にハブ校にて教員向けワークショップを実施し、能力強化に取り組んでいるが、各学校におけるモニタリングは十分とは言えない状況である。また基礎教育省によって電子ボードの設置、生徒用タブレットの配布が行われ、これらの補助教材の導入によって現状の改善を試みているものの、多くの教員が電子機器を有効利用できていない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは同僚スタッフと共にメイン・ハブ及び関連の複数校を巡回し、主に以下の活動を行う。
1.文書作成、表計算、プレゼンテーションなどオフィスソフトの指導及び指導方法への助言を行う。
2.インタラクティブボード(電子ホワイトボード)やタブレットの効果的な活用についてアドバイス、使用法の指導を行う。(算数、理科など他の教科における活用方法も含む)
3.メイン・ハブ/サブハブ校にて行われるワークショップの開催に関して、計画、内容への助言、資料作成など可能な範囲でのサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィススペース、Wifi環境、コピー、プリンター、モバイルスタジオ、ITラボ、インタラクティブボードなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
局長:女性:40代
副局長:女性1名
視学官:4名程度
事務員:9名程度
活動対象者:関連校の担当教員、生徒など多数
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:治安上による
[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員に対する活動のため
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:教員に対する活動のため
[参考情報]:
・ICTやタブレットによる授業経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)