要請番号(JL53923B05)
募集終了
6代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育科学イノベーション省
2)配属機関名(日本語)
ユニズル科学館
3)任地( クワズール・ナタール州ツェチュワヨ郡リチャーズベイ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南アフリカにある約40の科学館の1つ。同館はユニズル大学付属の科学館で36年の歴史を有する。展示品を利用した訪問者への説明やサイエンスショーの他、学校訪問理科実験、現職教員研修等を行っている。クワズール・ナタール州北部の中心となる科学館であり、同地域の学校・幼稚園と連携した理数科教育振興の役割を担っている。年間予算は2,000,000ランド(約1,500万円)。年間来館者は3万人を超えている。過去3名の隊員が派遣された。また、地元企業のほか、国内外の科学館とも広く連携している。配属先位置情報
【要請概要】
1)要請理由・背景
南アフリカ共和国では全国的に学校においてロボティックスが導入され始めた。教材が多くの学校にて準備され始めているものの、教員の同分野にかかる知識や指導力が追いついていない状況にある。教材の有効利用のための指導方法なども含めたサポートが求められている。前任者は主に科学館内の展示品のメンテナンスと新規展示品の制作などを行っていた。引き続き、展示品を利用した訪問者への説明やサイエンスショー、学校訪問理科実験への協力、可能な範囲で展示品の電気・電子部品・機械の故障への対応も求められている。
ロボティックスの教材例(レゴ・エデュケーション) 教材例1 教材例2 教材例3
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、配属先関係者と共に実施する。※関係者との対話を通じ、隊員の経験を元に柔軟に内容を変更しながら活動を進める。
1.科学館内のロボティックスラボの運営支援、及び来訪者に対する、ロボティックス教材(レゴエデュケーションなど)活用のための助言 ※ロボティックスに関する高度な専門知識がなくても対応可
2.既存のロボティクス教材の活用促進のための教員向けマニュアルの作成
3.科学館展示品の改善及び新しい展示品への提案及び製作サポート(可能な範囲で故障への対応)
4.科学館のアウトリーチ活動である学校訪問理科実験への協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ロボティックス教材(レゴエデュケーションなど)、コンピュータ(Windows)、プリンター、コピー機等事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
科学館ディレクター:50代男性大学院(博士課程)卒
科学館運営スタッフ(物理、生物、化学などの専門):男女(20~40代)5名
現地ボランティアスタッフ(20代3名程度)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(大卒)理工系 備考:配属先の受入れ条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先の受入れ条件
[参考情報]:
・中学(技術)・高校(情報)教諭免許も可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(14~29℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・全国で計画停電が起きているため、電気は安定していない。(2023年7月)
・任地はJICA事務所のあるプレトリアや、国際主要空港のあるヨハネスブルグなどからは遠方となるため、移動は比較的高価な空路か、長距離バスなどの陸路移動では長時間を要する。