要請番号(JL53923B07)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
科学技術省
2)配属機関名(日本語)
オシズエニ・教育開発センター
3)任地( ムプマランガ州 ゲート・シバンデ郡 セクンダ ) JICA事務所の所在地( プレトリア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は合成燃料で有名な化学会社の地域振興事業として1991年に設立され、数学・科学・技術教育の支援を行なっている。郡内の学校を対象に教員研修、移動実験出張授業、キャリアガイダンス等を実施。2008年には展示物、モデル実験室を備えた科学館も開館した。全国科学週間では州内の就学前児童から成年を対象に数学・科学・技術のイベントの提供や、地域住民に対してはITリテラシー教育や就学前教育支援等幅広く活動している。 2012年から2019年までに科学、理科教育のシニア海外ボランティアが活動、2022年8月から数学教育隊員が活動中。 配属先位置情報
【要請概要】
1)要請理由・背景
南アフリカ共和国では、2022年にコーディング(スクラッチ、スクラッチJr.などによるプログラミング教育)とロボティックス(レゴエデュケーションによる基礎教育)が小学校レべルから導入され、近い将来は科目として全国的に開始される予定である。内容としては基礎的なものであり難しいものではないが、現地教員にとっては馴染みもなく指導が困難なケースが見られる。また配属先では高校卒業をしたものの無職で苦しむ地域住民に対して、雇用促進の一環としてオフィスソフトやインターネット利用にかかるコースを提供している。センター内の人材不足、コーディングとロボティックスについては知識不足であることから協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を、配属先関係者と共に実施する。※関係者との対話を通じ、隊員の経験を元に柔軟に内容を変更しながら活動を進める。
1.地域の青年を対象としたオフィスソフト、インターネット利用など、ITリテラシーにかかるコースの担当及びコース内容に関する提案
2.コーディング、ロボティックスの生徒に対する指導及び教員の指導法に関する助言
3.国内で予定されるロボットコンテスト参加準備への協力
4.センター内にあるオンライン授業設備の有効活用にかかる助言、設備管理等への協力
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータラボ(OS:Windows10、デスクトップ20台程度)、レゴエデュケーション教材例、文房具類、オンライン授業スタジオ、一般事務機器、インターネット環境
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教育部マネージャー(男性50代)
活動対象者:スタッフ2名程度(男女20~30代)
理工学系大学卒業のインターン数名
学生(主に日本の高校生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由
[学歴]:(大卒) 備考:要請先の希望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学校関連者との活動であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・全国で計画停電が起きているため、電気は安定していない。(2023年7月時点)
・南アフリカ共和国には先進国のように見える大都市もあるが、任地での生活は都市部や日本の生活事情(気候、生活インフラ全般)とは大きく異なる。配属先付近に居住エリアはないため8km程度を車で移動することになる予定である。