要請番号（JL53924B10）
募集終了
| ・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
基礎教育省
2）配属機関名（日本語）
南カプリコン郡教育事務所(マロバトタ高校)
3）任地（ リンポポ州 カプリコン郡 ボイネ ） JICA事務所の所在地（ プレトリア ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 3.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
郡教育事務所は管轄学校の改善のために学校や地区のデータを収集・分析し計画立案を行っている。また学校訪問、授業観察、相談、会議、適切なフィードバックレポートなどを通じて教育方針に沿って地区内の教育機関が業務を遂行できるよう、環境整備と的を絞った支援を提供している。同事務所は管轄地区内に400以上の学校を有する。
郡教育事務所位置情報
配属校位置情報(任地:Boyne)
【要請概要】
1）要請理由・背景
南アフリカ共和国ではアパルトヘイト(人種隔離政策1948～1994)において黒人層への教育が大きく制限されていた。多くの教員は、同政策下において教員として求められている教育を受けていないため、特に主要科目である理数科教育の質が低く、同分野を担当する教員が不足していることが課題となっている。日本の教育現場の知見を持った隊員と現地教員との協働を通じて教育全体の質を上げ、生徒たちの理解度を向上させる事を目的とし、今回の隊員要請に至った。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
以下の算数/数学/理科に関わる活動を、配属先関係者と共に実施する。※関係者との対話を通じ、隊員の経験を基に柔軟に内容を変更しながら活動を進める。
1.郡教育事務所が指定する配属校において、チームティーチングや研究授業の企画・運営のサポート。
2.郡教育事務所スタッフと共にワークショップの企画、参加(対面、オンラインでの会議など含む)。
3.研修や授業用教材の開発への提案・助言。
4.可能な範囲で郡事務所が収集する地区や学校にかかる情報の取りまとめにかかる効率化への協力。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、黒板、白板、PCなど
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:全50名ほどのスタッフ、理数科担当スタッフ8名(男女比5:3、年齢50-60代)
活動対象生徒:年齢9‐17歳程度
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
英語
7）選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]：（中学校又は高等学校教諭（数学））
（中学校又は高等学校教諭（理科））
[性別]：（男性） 備考：協力隊男性限定派遣国のため
[学歴]：（大卒）教育学 備考：教員が対象の活動もあるため
[経験]：（実務経験）2年以上 備考：教員が対象の活動もあるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（温暖冬季少雨気候） 気温：（5～30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
・郡教育事務所ではなく、いち学校に配属され、学校での活動と郡教育事務所の活動に協力する。
・同分野において南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアに派遣中の専門家や隊員との意見交換なども行う可能性あり。
・安全対策意識の高い人物だと尚良い。