2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54518A05)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カバレ地域中核病院

3)任地( カバレ県カバレ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1944年に設立されたカバレ地域中核病院は、ウガンダ南西部のカバレ県に位置し、カバレ県及び周辺5県を管轄する地域の拠点病院である。病床数約300床、スタッフ数約300名、年間の患者数は約10万-12万人。2016年度予算は145万米ドル。JICA技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ2」(2016-2019年)の対象病院の一つである。また、無償資金協力事業「西部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、日本の援助により新病棟が建設され、医療機材も供与された経緯がある。その他、病院事務長や産科病棟看護師をJICAの研修にて日本に招へいした実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウガンダの看護師は、日本と比べ看護師業務の範囲が広く、比較的豊富な医療行為の経験を有する。一方、衛生観念、医療安全管理、整理整頓等に課題を抱えており、医療事故や院内感染に対する対策も十分ではない。そこで、2013年以来2名の看護師ボランティアが派遣され、看護業務を通じた5S活動の実施による「保健サービスの質向上」を目標とした取組を進めており、過去、それら取組が保健省から高く評価された実績がある。しかし、人事異動等による中心的人材の流出に伴う活動の停滞、意欲の低下が著しいため、今後は院内スタッフが自ら5S研修を計画・実施し、定期的かつ体系的に同僚スタッフの教育を可能とする仕組み作りや人材を育成する必要性がある。将来的に、全病棟での5Sの実施・定着を通じ、業務改善や医療の質・安全性、生産性の向上に繋がるよう、病院全体のサービス向上を支援する看護師ボランティアの要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚と共に、院内全体のサービス向上に向け下記の活動を行う。
1.ナショナルトレーナー(5S指導者)の育成及び各種研修の計画・実施を支援する。
2.定期的な研修実施に関する助言及び必要な教材等の作成を支援する。
3.看護師と協働し、看護学生への指導や助言を行う。
4.看護学生や同僚に対し、看護業務を通して、5S活動と医療安全(医療事故や院内感染等)についての理解を促す。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的な医療器具、コンピュータ、プリンター(白黒)、文房具

4)配属先同僚及び活動対象者

院長 女性1名、事務長 男性1名、看護師長 女性1名
5Sマネージャー1名(女性、50代)及び各病棟の5S担当者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:病院内での実務のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

※当国着後、事務所実施のオリエンテーション(1ヵ月)受講後、看護師登録のため、8週間の研修を受講。また活動では
身体への侵襲行為を含む医療行為が含まれる。赴任後、配属先と協議の上、所属病棟を決定する。