要請番号(JL54518A15)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産省
2)配属機関名(日本語)
国立作物資源研究所
3)任地( ワキソ県ナムロンゲ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業分野の研究・技術開発を行う国家農業研究機構(NARO)の傘下にある配属先は、食用作物全般の拠点研究機関である。JICAは稲作普及を目的に同研究所が実施するコメの品種試験、稲作技術に関する研修や種子の配付等の実施を支援している。JICAは2004年から個別専門家を継続的に派遣しており、2008年からは「ネリカ米振興プロジェクト」を実施した。現在、コメの増産を目的とする「コメ振興プロジェクト」(2011-2018年)が実施されており、JICA専門家が業務を行っている。また食用作物・稲作栽培3名(内1名は短期)、農林統計1名、農業機械1名のJVが専門家と連携しながら活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2008年に開催された東京アフリカ開発会議において、サブサハラアフリカのコメ生産を2018年までに倍増させることが目標に掲げられた。ウガンダ国においても食糧安全保障の確保、農家の所得向上を通じた貧困削減のために一層の稲作普及が求められている。現在、配属先では、現地職員たちがJICA専門家の協力のもと、優品種改良や栽培方法の改善のための圃場での実証実験、種子増産などを行っている。前任者はDNAマーカーを用いた試験により病害抵抗性の遺伝子が世代の更新時に導入されたかを確認する試験を行っており、その手法が配属先や他の農業試験場で実施できる手法・体制の確立を目指して活動を行っている。またコメの収量に影響を与える昆虫の被害に関する調査、農薬利用の効果に関する調査を行っている。 配属先は、派遣中のJVの活動が発展的に継続されることを期待しており、今回、後任の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. イネの病気に関する調査・試験の実施(特にDNAマーカーを使用した病害抵抗性を持つ新品種の育種に携わる)
2. 害虫の発生予察を行うための害虫発生状況、および被害率の継続的な調査
3. 各地で稲作普及を行うコミュニティ開発JVへの助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気泳動装置、ゲル撮影装置、サーマルサイクラー、超微量分光光度計、イネの試験圃場、虫取り網
4)配属先同僚及び活動対象者
穀物の栽培試験に関わる研究員: 8名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門的試験を行うため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
2階建て一軒家(個室あり、台所などを共有)で他のボランティアと共同生活を行うこととなる。