要請番号(JL54519B13)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ムバララ地域中核病院
3)任地( ムバララ県ムバララ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウガンダ南西部のムバララ県に位置し、ムバララ県及び周辺県を管轄する地域の拠点病院で1940年に設立された。同敷地内にムバララ大学看護学科(教育省所掌)を有している。病床数約400床、スタッフ数は約340名、年間の患者数は約20万~25万人。年間予算は約240万米ドル。ムバララは首都カンパラに次ぐ第2の都市であることから、病院規模も大く、他国ドナー機関からの援助も多い。また、JICAの無償資金協力事業の下、新病棟の建設及び医療機器を含む複数種の機材が供与されている。2018年12月から看護師隊員1名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院は多数の看護学生のOJTを受け入れている。年々患者数が増加している中で、一般看護師が通常業務を行いながら、一指導員として約30名以上の学生の指導を行っているため、適切な知識と技能を有した人材を育成する体制が整っておらず、さらには衛生管理及び医療事故・院内感染等、医療サービスの質にも問題を抱えている。
また、ウガンダ保健省はJICAの支援の下、医療機関への5S-KAIZEN-TQM普及を推進しており、本病院職員に対しても5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)研修を実施してきたが、これらの定着にも至っていない。そこで、現地看護師や医療関係者と共に、業務改善や医療の質・安全性、生産性の向上に繋がるよう、病院全体のサービス向上を支援する看護師隊員の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ウガンダでの看護師(または保健師)登録のために8週間の研修(※特記事項参照)を受講後、配属先にて下記の活動を行う。看護業務や患者ケアを通し、
1. 学生や新人看護師に対し、実技指導支援及び助言・提案を行う。
2. 配属先同僚と協働し、看護学生や同僚に対し、医療事故や院内感染等の予防についての理解を促す。
3. 業務環境改善や臨床技術の向上のための研修実施や提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
病院内のOA設備・事務用品等(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・院長 1名(50代男性)
・事務長 1名(50代男性)
・看護師長 1名(40代女性)
・助産師(JICAが行う5S研修の参加者) 数名
・各病棟スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:同僚に女性が多いため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:院内で実務に携わるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・8週間の研修及び配属先の活動には医療行為(身体の侵襲行為)が含まれる可能性が高いが、日本の看護師業務内容や個人の経験値に基づき医療行為範囲を検討の上、取り組む。