2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54519B20)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

アビ地域農業調査開発研究所

3)任地( アルア県アルア ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業分野の研究・技術開発を行う国家農業研究機構の傘下にある研究所である。ウガンダ北部の西ナイル地域を管轄し、農業に関する試験・技術普及・研修を実施している。同研究所が管轄する地域では、近年、稲作(特に陸稲栽培)を開始する農家が増加していることから、JICA技術協力プロジェクト「コメ振興プロジェクト」の専門家の支援のもと、イネの栽培試験、研修や種子の配付を通じた普及活動が開始されている。普及活動に関しては、アルア県の農業振興を行う県庁生産局とも協力関係にある。なお、同生産局からは稲作振興を行うコミュニティ開発職種隊員の要請が出されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2008年に開催された第4回東京アフリカ開発会議(日本政府が主導し、国連、アフリカ連合委員会(AU)及び世界銀行などと共同で開催)において、サブサハラアフリカのコメ生産を2018年までに倍増させることが目標に掲げられた。ウガンダ国においても食糧安全保障及び、農家の所得向上を通じた貧困削減のためコメ生産が強化されることが求められている。現在、配属先職員たちが、JICA専門家の協力のもと多様な稲の品種の生育や栽培方法に関する試験を行っている。また純度の高い種子の増産や近隣地域の農家及び難民(南スーダンやコンゴ民主共和国から流入)への稲作栽培の技術的な助言などを行っている。これらの稲作振興に関連する業務体制の強化のためJICA海外協力隊派遣の要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・稲作に関する各種試験の実施
・近隣農家の圃場での実証試験の実施
・配属先圃場での純度の高いイネの種子の増産への協力(圃場ワーカーへの指導や種子増殖用圃場の運営計画策定)
・研究所周辺の農家(難民を含む)への稲作の技術的な助言

なお試験や普及の活動は、JICA専門家との連携のもと行うことから様々な助言を得ることができる。また他の研究所で活動する同職種隊員の過去の活動を参照することができる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先内の試験圃場(水タンクあり)、農機具など

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先長(50代、男性)
・稲作の試験の従事する職員:1名(女性、40代)
・圃場管理を行う作業員:数名
・近隣の農家

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:栽培試験等を行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

稲作振興に関わるJICA専門家は、別の農業研究所にて業務をしており、平時は現地研究者や圃場作業員と活動を行う。