要請番号(JL54523A08)
募集終了
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
貿易・工業・組合省
2)配属機関名(日本語)
ウガンダクレイン乳製品協同組合(UCCCU)
NGO
3)任地( ヌトンガモ県ヌトンガモ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
UCCCUは2005年に設立され、現在はウガンダ南西部の12県に点在する140の酪農組合(合計農家数18,000)を統括する組織となっている。主な事業は牛乳生産量の増加を目指し、農家への牛の飼養管理、搾乳、経営の技術支援、酪農組合設立支援、乳製品加工やマーケティング支援の他、組合員の為の動物医薬品、飼料、用具などの購入、事業拡大のための貸付などを行っている。またUCCCUは組合支援の一環でヌトンガモ県の酪農組合に家畜疾病診断研究室を2年前に設置しダニ熱、寄生虫、貧血、下痢症、乳房炎、結核、トリパノソーマ、ブルセラ病、妊娠鑑定などを行っている。年間予算は2600万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
UCCCUは当初家畜疾病診断研究室を12の管轄県内に3か所設置する予定があり、現在はヌトンガモ県の酪農組合施設内に1か所目が設置されている。この研究室には同県の1500の農家の他、近隣の県の農家より検体が運ばれ疾病の診断が行われている。研究室は2年目となったが未だに技師のレベルは低く、また診断項目も少ないため研究室のレベルアップが望まれており、海外協力隊員の要請が挙げられた。UCCCUは2016年から3年間実施された草の根技術協力事業「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」とも関係は深く、理事の1名は日本で研修を受けている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を家畜疾病診断研究室の同僚と共に実施する。
1. 検体の採取及び研究室での診断、治療方法の検討支援とそれら技術のレベルアップを行う。
2. スマートフォンアプリを利用した診断結果及び治療指示への助言を行う。
3. 酪農家や地域の獣医師に対して疾病予防また研究室の重要性の理解促進・啓発を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な染色法による診断器具、培養資器材の導入は計画中
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
研究室技師(30代 大学卒)
■活動対象者:
研究室技師並びに普及員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるニャンコレ語。現地訓練期間に語学研修を行う。