2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54523B03)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方自治省

2)配属機関名(日本語)

ブタレジャ県庁

3)任地( ブタレジャ県ドホ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は人口約30万人の県の行政・開発事業を執り行う地方自治体で、その生産局は県内の農業振興を担っている。ウガンダでのコメの栽培・消費が増える中、同県は国内最大の稲作灌漑地区であるドホ灌漑地区(約2,500ヘクタール)を擁しており、ウガンダ有数の稲作地域となっている。配属先は同灌漑地区の稲作農家をとりまとめる農業協同組合を支援しており、同組合が隊員の主な活動現場となる。2005年以降コロナ禍を迎えるまで、同地区へのJICA海外協力隊派遣が断続的に行われ、コミュニティ開発隊員が稲作技術の普及活動にあたっていた。また、JICA技術協力プロジェクト「コメ振興プロジェクト」による支援も展開されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2008年の東京アフリカ開発会議で掲げられた、2018年までのサブサハラアフリカにおけるコメ生産量の倍増目標は達成されたものの、域内のコメ需要は今後も増加することが見込まれており、JICAは2030年までに生産量を更に倍増させる目標の達成に協力している。JICA海外協力隊事業においても、長年にわたり多くの隊員がウガンダ各地で稲作振興に尽力し、JICA技術協力プロジェクト専門家の助言も得ながら、生産量の増加や農家の収入向上に貢献してきた。本件は、ウガンダ最大の稲作灌漑地区を擁する県からの要請に応えるもので、その生産局に所属し、灌漑地区の協同組合を主な活動拠点としてコメ農家に対する適正技術の普及と定着、環境にあった品種の紹介等に協力するものである。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚および協同組合メンバーと協議の上、協働して以下の活動を展開する。
1.灌漑地区の稲作(水稲)の現況を把握し、活動拠点からのアクセス等も勘案しながら支援対象や方法を検討する。
2.支援対象の農家や農家グループに対し、適正な稲作技術に関する情報を提供し、生産性の向上を支援する (※)。
3.デモンストレーション圃場の設置・運営を通じ、適正な品種や栽培技術の検証、普及に協力する。
4.県庁生産局が行う、コメ生産向上にかかる施策の検討・策定への助言・協力を行う。
※稲作の知識・技術は、ウガンダで実施中のJICA「コメ振興プロジェクト」専門家から助言を受けることができる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所スペースおよび一般的な事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚
・生産局長: 女性(50代)、農業課長: 男性(30代)
・郡単位の普及担当官複数名(30代~50代)
■活動対象者
・ドホ灌漑地区農業組合メンバー
・近隣コメ農家および農家グループ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:活動対象者の技術水準を勘案

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・週に2~3回程度の停電。
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるルニョレ語。現地訓練期間に語学研修を行う。