2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54523B11)
募集終了

国名
ウガンダ
職種コード 職種
C151 農産物加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産・水産省

2)配属機関名(日本語)

ムコノ地域農業調査開発研究所

3)任地( ムコノ県ムコノ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農業分野の研究・技術開発を行う国家農業研究機構の傘下にある研究機関で、ウガンダ中央部を管轄し、地域に適した農業技術の開発を目的とした各種試験、技術普及・研修を実施している。管轄地域の特性から、都市部や都市周辺部における農業を視野に入れつつ、食用作物や野菜、果物や家畜飼育、魚の養殖など、広く研究対象としている。年間予算は約82万米ドル。JICA海外協力隊はこれまで野菜栽培隊員が派遣されており、近年では2019年の短期派遣隊員に続いて2022年1月から長期派遣隊員が活動中で、配属先が実施する栽培試験の支援や、高騰著しい肥料代の軽減に向けてぼかし肥料を紹介し、その導入試験に取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ウガンダ中央部は人口密度が高く、首都カンパラをはじめとした都市や中規模以上の街が存在するなど消費地が近いことから、農家が高い収益を得られる可能性を持っている。しかし、農家の多くは小規模農家であり、生産性が低く収穫後処理技術も未熟な上、市場志向の農業経営ができていない。保存・加工技術が低く、収穫期には流通量が増えて無駄になったり、低い価格で取引されてしまうことにも繋がっている。こうした現況に対し、配属先は従来の栽培技術の研究・普及に加え、収穫後処理技術や保存技術、加工技術の研究を通じた農産物の高付加価値化、ニーズや流通を意識した市場志向型農業の導入などを通じた農家の収入・生活向上への取り組みを強化したいと考えており、協力隊員による支援を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚研究員と協力しながら、以下の活動を行う。
・主に野菜や果物を対象に、加工品の開発、保存技術の向上などに関するアイデアの提案と実現に向けた研究を行う。
・配属先における農家グループ等を対象としたワークショップの企画・開催への協力や、農業イベントへの参加などを通じて、保存技術や加工品の紹介を行う。
・農産物栽培に関する技術者など、配属先の研究者との意見交換を行い、市場価値の高い農産物についてのアイデア共有や提案を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

計量器具、ブレンダー、オイル抽出器、冷蔵庫

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚
・研究所長(40代女性)/幹部職員:農業技術や地域社会学等の博士号所有者
・主に活動を共にする同僚研究員・技術者2名(男性1名、女性1名)
■活動対象者
・ワークショップや農業イベントに参加する農家等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:食品加工知識・技術が求められる

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実際に加工食品開発を行うため

[参考情報]:

 ・食品加工の専攻経験があることが望ましい

 ・農産物加工の知識と実践力に期待されている

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先では、トマト、玉ねぎ、キャベツ、ナス、アフリカ葉野菜、スイカ、リンゴ、マンゴー、アボカド、パイナップルなどの野菜、果樹の他、バナナ、キャッサバ、メイズ、大豆、イモ類等の作物を扱っている。任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるガンダ語。現地訓練期間に語学研修を行う。