要請番号(JL54524B09)
募集終了
2代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産省
2)配属機関名(日本語)
NGOササカワ・アフリカ財団
NGO
3)任地( ナカセケ県カサンビヤ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農業開発を通じてアフリカを支援する国際NGOであり、38年以上に渡ってサブサハラアフリカ15か国で事業を展開している。ウガンダは4か国ある重点支援国の一つとされ、農業技術の普及支援や土壌・水を保全する農法指導のほか、貯蔵技術や付加価値向上、農家グループの強化など、主に小規模農家を対象とした支援が行われている。海外協力隊との関わりは長く、2009年以降、27名の隊員受入実績があり、その内2名は現在も活動中である。隊員は配属先がウガンダ国内各地に展開する支援地域を任地とし、配属先のコミュニティファシリテーター等と協力しながら、コメ栽培や野菜栽培支援に取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダでは就業人口の7割以上が農業を生業としているが、その多くは小規模農家で、生産性の低い農業技術や市場志向性に乏しい経営が行われている。こうした状況下、配属先は2021年より食料の確保、栄養の確保、所得の安定の実現を重点分野とした「5か年計画」を策定し、県の農業普及員等と協力しながら農家支援にあたっている。JICA海外協力隊との連携においても、従来のコメや野菜栽培を越え、より広範囲な協力への期待が高まっている。任地ナカセケ県は、配属先が注力するモデル農家や農家グループが活動しており、当該地域での重点分野の実現を目指すと共に、将来的にはモデルケースとなることが期待されており、2代目となるJICA海外協力隊が継続要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
モデル農家や農家グループ、農業普及員等と協働し、以下の活動を実施する。
1.野菜の栽培環境や市場の状況等も含め、任地における農家の状況を把握する。
2.モデル農家が運営するデモンストレーション圃場等を活用し、現地ニーズに応じた野菜栽培の試行や提案を行う。
3.モデル農家が実施している近隣農家への技術指導を支援し、またその内容の拡大・充実を図り、農家の栽培技術向上を目指す。
4.栽培技術に限らず、計画的な農業経営や販路開拓、付加価値の向上等についての助言を行うことができればなお良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
小規模灌漑施設を含むデモンストレーション圃場(2か所)、事務所スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚
・配属先職員約10名(通常は首都の事務所にて勤務)
・ナカセケ県農業普及員兼配属先コーディネーター
■活動対象者
・モデル農家、及び農家グループメンバー等の近隣農家
・デモンストレーション圃場の管理作業員複数名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:野菜栽培に関する専門知識が必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚と同等の経験が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるガンダ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
・デモンストレーション圃場では、キャベツ、トマト、ナス、ピーマン等の栽培が行われている。