要請番号(JL54524B13)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
サクレッド・ハート中高等学校
3)任地( グル県グル ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1934年に創立されたウガンダ北部グル県グル市のキリスト教系の中高等学校(女子校、生徒数約1100名)。女子教育の伝統校であり、近隣地区からの通学のみならず、ウガンダ全土や南スーダンからの難民子女、障害のある生徒の受け入れも行っている。コロナ禍において、休校が続いたウガンダでは、その結果として若年妊娠が著しく増加し、復学できない女子生徒の増加が問題となったため、本校ではカウンセリングにも力を入れている。過去に日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力にて、女子寮が建設された。JICA海外協力隊の受入実績はないが、ドイツやイギリスなどから短期のボランティアを受入れた実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダでは情報コミュニケーションの発展に伴い、情報通信技術(ICT:Information Communication Technology)を取り入れた教育が行われるようになり、中高等学校ではコンピュータ等の機器が導入され、卒業試験の選択科目にもなっている。本校は100台のPC、40台のタブレット端末を導入し、プロジェクターを利用した授業を実施している。本校の指導教員の知識や技術はここ数年で飛躍的に改善されているものの、実技授業の実施のみならず、機器のウイルス対策や簡単なハード修理等、コンピュータ維持管理の負担が課題となっている。ICT教員の支援及び授業の質の向上を図ることを目的に、本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚教員と共に、生徒に対するコンピュータの実技授業 (Windows, MS Office Word, Excel, Access, Publisher, Powerpoint、ハードウェア等の操作方法等の指導) を行う。
2. 授業内容が充実するよう、同僚教員と協力し、新しい教材の開発、プロジェクターを利用した教授法の確立を目指す。
3. 同僚教員と協働し、機器のウイルス対策や維持管理を行う。
4. 同職種の他協力隊員との情報共有や意見交換を通して、同僚教員への教材作成や授業改善のための共同ワークショップ等を開催する。
5.そのほか、日本文化紹介や国際理解教育、キャリア教育等、隊員の興味や経験に応じて実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ 94台 (デスクトップPC Dell/Acer製、Windows10、MS Offic等) 、タブレット端末40台(メーカー不明)、プリンター、プロジェクター、コピー機等
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・教員数 61名 (うち40名は政府による雇用、21名はPTAによる雇用)
・ICT担当教員数 2名(学士、修士、30代~40代、男女)
■活動対象者(生徒):
全校生徒、日本の中高等学校相当 (1クラス約60~70名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:(女性) 備考:対象が女子生徒のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるルオ語。現地訓練期間に語学研修を行う。
・不定期だが、週に2度程度、停電や断水がある。
・学校の敷地内にある教員用独立型ゲストハウスが住居となる見込み。