要請番号(JL54524B17)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ジョンズ職業訓練校
3)任地( ムコノ県ゴマ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
比較的小規模かつアットホームな職業訓練校で、首都カンパラに近いムコノ県にあり、学校中退者や貧しい家庭環境のため十分な教育を受けられなかった青少年を対象に職業訓練を行っている。教育・スポーツ省管轄の下、ブガンダ王国からも支援を受けており、より困窮した家庭出身者には奨学金が与えられている。訓練分野には自動車整備、溶接・加工、電気・電子機器、配管工事、建築・建設、農業、食用家禽飼育、ケータリング、ファッション・デザイン、美容師、石鹸製造などがあり、2年間のサティフィケイトコースや短期コースを提供している。2023年末は約200人の訓練生が国が資格基準として定めた産業訓練局の試験に合格し実績を残した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国は雇用拡大と人材育成を目的とした技術・職業教育・訓練(TVET)10か年戦略を掲げ、職業訓練校の拡充に取り組んでいる。本校のファッション・デザインコースは2024年度に国からTVETサーティフィケイト提供機関として新たに認可を受けた4コースのうちの一つである。デザイン分野に対する市場の需要も高く、特に女子訓練生に人気のコースであるが、一方で商品として質が高く安定したものを製作する技術が十分でなく、カリキュラム自体も見直す余地がある。将来テイラーとして起業する者や訓練校の講師となる確かな人材を育てるため、この程新たにJICA海外協力隊の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚講師と共に訓練生のレベルに応じ、縫製トレーニング、立体裁断、パターン等の指導を行う(1クラス15名程度を同僚講師と担当)。
2.週2回程度、近隣中等教育校の職業訓練クラス(約40名程度)に対し、縫製の基礎知識の講義や実習のサポートを行う。
3.カリキュラムについて、卒業後のキャリア形成に繋がるより実践的な内容となるよう助言・提案を行う。
4.ウガンダの伝統文化と日本のデザインを融合させるなど新たな視点を提供し、収入向上につながる商品の製作を提案・支援する。
5. 可能であれば日本語や日本文化の紹介を通して、訓練生の視野を広げる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
家庭用足踏みミシン(Butterfly)19台、電動ミシン14台、工業用ミシン(JUKI)2台、編み機1台、メジャー、裁ちばさみ、その他服飾製作に必要な基本的な道具
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
代表(男性、50代) 、校長(女性)、教務担当、その他スタッフ十数名
■活動対象者:
ファッション・デザイン部門のインストラクター(女性2名、20~30代、指導経験5~6年)
上記部門の訓練生、近隣の中等教育校の生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:訓練生・同僚への指導が必要
[参考情報]:
・パターン作成の知識・経験必須
・クラフト、工芸品製作の経験(なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15 ~ 30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるガンダ語。現地訓練期間に語学研修を行う。