要請番号(JL54524B21)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
セント・キジト職業訓練校
3)任地( ソロティ県ソロティ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都から約280㎞のウガンダ中東部に位置するソロティ市にある職業訓練校。中学校卒業レベルの生徒を対象とした専門コース(1、2年準学士取得)の6コース(電気、配管設備、建築、自動車整備、木工技術、服飾デザイン)と短期コースを開設しており、全校生徒約400名、教員25名。人口増加の著しい当国では若者の就職率が低く、手に職を付け、独立し小規模ビジネス(電気技師、美容師、整備士等)の立ち上げを目指す者も多い。特に当国ではアフリカンプリント布を使用した洋服の仕立てや制服の縫製は、農村部も含め地方都市でも需要があることから、テーラー業も経済的自立に繋がる重要なコースの一つである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、様々なコースを擁する職業訓練校であるが、特に卒業後に当地域で経済的自立を目指す女子生徒が多く受講するファションデザインコースにおいて、縫製技術の指導や、新たなデザイン、品質管理の重要さを指導するために、JICA海外協力隊が要請された。当コースでは、足踏みミシンによる基礎的な縫製指導から始まり、将来的に自立してテーラー(仕立て屋)ビジネスを立ち上げることが出来るように訓練を行っている。しかしながら品質管理の重要性、一般市場のニーズを把握したデザイン技術の指導までには至っていない。服飾のみならず装飾小物等、収入向上に繋がるアイデアなどの共有も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に以下の活動を実施する。
1.同僚教員と共に、生徒に対して縫製技術、立体裁断、パターン等の指導を行う(1クラス50名程度を同僚教員と担当)。
2.現地にて利用可能な素材の発掘や、ニーズ調査等、生徒らのキャリアへのアドバイスに有益な情報収集を行う。
3.収入向上に繋がるような新たな素材やデザインでの試作品の製作を提案・支援する。
4.生徒の作品をマーケット等で紹介できるような機会の創出(ファッションショー、アンテナショップ、SNS発信)などのアイデア共有、企画実施を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
家庭用ミシン(Singer、足踏み)、工業用ミシン、工業用ロックミシン、刺繍ミシン等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
配属先長1名、ファッションデザイン学科教員2名(男女1名)、他学科教員等 22名
活動対象者:
ファッションデザイン科生徒(中学校卒業レベル程度) 約70名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実戦的な活動が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・週に2 3度の停電や断水あり。
・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるアテソ語。現地訓練期間に語学研修を行う。