2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54525A05)

国名
ウガンダ
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ガマトゥイガールズ中高等学校

3)任地( カプチョルワ県シピ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ウガンダ東部に位置する1980年にキリスト教会の敷地内に創立された公立の中高等学校(6年制、全寮制の女子校)。全校生徒約350名、教員数約40名に加え、12名の補助スタッフがいる。同校は、キリスト教教育を柱とし、女性のエンパワメントを促進するため、女子に対して質の高い教育を提供することに力を入れている。過去にイタリアから援助実績あり。生物・化学・物理、それぞれの教科用に理科室を設置しているが、十分には整備されてない。コンピュータラボには、政府関係機関から寄贈されたパソコン約35台に加え、プリンター、プロジェクターも1台ずつ設置されている。2018年3月まで数学教育の隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

人口の増加と教育無償化により生徒数が増え、教室や教員、教材が不足している当国では、個々の生徒の理解度に配慮した授業や卒業試験で必須の基本的な定数・定量実験の指導を十分に行えていない。配属先も、1クラス約60名で生物科目の教員は1人しかおらず、例外ではない。また、当国では初等教育より授業は暗記中心で、理科の基本的な事象や概念の理解が不足しているが、1クラスの人数が多く、教員は授業での指導以外に理解度の低い生徒へのフォローアップなどをできていない。このような状況の中で、実践的な指導を通じ生徒の生物科目の理解力向上及び興味促進を支援することを目的として、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.中高等学校1~4年生(13~17歳)の生物の教科指導を担当する。
2.理科室を活用し、実験や観察を取り入れた授業を実施する。
3.必要に応じて同僚教員に対して授業改善に関する助言や、新しいアイデアを提供する。
4.可能であれば、ICT教育やスポーツ、日本文化紹介などの指導も求められている。

配属先での具体的活動内容は隊員の経験などをもとにカウンターパートと話し合って決めることになる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書、理科室(机、椅子、水道有り)、基本的な理科の実験器具、黒板、チョーク等一般的な教具、コンピュータラボ(PC約35台、プリンター・プロジェクターそれぞれ1台)

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
校長:女性・50代・修士卒、副校長:男性・50代・修士卒
同僚教員:約40名(内、生物担当1名・物理・化学担当各2名ずつ

■活動対象者:
生徒:約350名(13~20歳)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(女性) 備考:女子校のため

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の多くが大卒のため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:即戦力が求められている

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるサビン語。現地訓練期間に語学研修を行う。