2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL54525A40)

国名
ウガンダ
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

リラ地域中核病院

3)任地( リラ県リラ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

北部リラ県及び周辺9県を管轄する地域拠点病院。病床数約400床、スタッフ数は約320名、1日の患者数は約850人。JICA無償資金協力事業「北部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、2021年に外来、救急、分娩室の建設及び機材供与が行われた。配属先はJICA技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ1、2」並びに「5S-CQIを通じた患者安全構築プロジェクト(2021~2026年)」の対象病院となっている。2024年8月から看護師隊員1名が同病院初の海外協力隊として活動中。ほかの病院で隊員と協働した経験を持つスタッフもおり、協力隊事業に対する理解は深い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

臨床工学技士として医療機器管理の専門知識を有する人材は配置されているものの、周辺地域における保健医療施設の機材管理も担当しており、圧倒的に人材が不足している。既存の医療機器や他国から供与された機材の多くは予防保全及び適切な保守管理がなされておらず、特に供与機材については当地には馴染みの薄いメーカーのものも多い。2021年にはJICA無償資金協力事業「北部ウガンダ地域中核病院改善計画」による機材供与が行われた。これら供与機材の使用率向上を目的として、各種医療機器使用者への知識や利用時におけるノウハウの移転、また病院スタッフ向けには機材の適正利用に関する研修等の実施等が行うことができる専門知識を有する隊員の要請が挙げられた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1.医療機器セミナーの定期的な開催を通じ、機材使用者である病院スタッフに対する適切な使用方法の紹介・指導
2.機材管理台帳の作成及び定期更新。定期点検・動作状況の確認、修理といった保守管理作業の実践・指導
3.予防保全を目的とした医療機器利用にかかる簡易マニュアル等の作成・更新、活用状況の確認
4.スペアパーツや修理工具管理等、労働環境改善のための5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の定着支援
5.(必要に応じて)周辺地域の保健施設巡回時に、上記項目に関する支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

CTスキャン、X線、外科用CアームX線、輸液セット、患者監視装置、麻酔器、高圧滅菌器、除細動器、酸素濃縮器、保育器、乳児保温器、吸引器、ネブライザー、心電図など

4)配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・院長(男性1名)、事務長(男性1名)、看護師長(女性1名)、病院スタッフ約320名

■活動対象者:
・医療機器スタッフ5名(カウンターパート、30~40代男性、臨床工学技士)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(臨床工学技士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚への指導のために必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:幅広い機器の知識と応用力が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地での生活使用言語は、英語もしくは現地語の一つであるランギ語。現地訓練期間に語学研修を行う。