要請番号(JL54819B05)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健村落開発ジェンダー高齢者児童省
2)配属機関名(日本語)
ムベヤ地域リファラル病院
3)任地( ムベヤ州ムベヤ市 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同病院は8つの国立病院の一つ。一般外来の他に入院施設(477床)集中医療室、救急医療、精神科が設けられた第3次医療を提供する病院である。2007年に保健省より5S-KAIZEN-TQMのパイロット病院に指定された後、病院を挙げて積極的に5S-KAIZEN活動に取り組み、現在ではサブサハラアフリカにおける公的医療機関の先進事例として取り上げられている。本院には現在5代目のJICA海外協力隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は2007年から医療サービスの向上を目指し、業務の効率化や看護管理の意識向上による職場環境の改善を進めてきた。2014年に終了した「保健人材開発強化プロジェクト」の支援もあり、院内では5S-KAIZEN活動が幅広く取り入れられているものの、定着には至っていない。現在も「地域中核病院マネジメント強化プロジェクト」の連携病院であり、タンザニア国内でも好事例の多い病院である。現QIT(Quality Improvement Team)のリーダーはJICAの本邦研修受講者であり、意欲も高い。しかしながら、本院から2KMほど離れている産科病棟での5S-KAIZENの定着は遅れており、専任スタッフを配置し、本院と同レベルでKAIZEN活動を実施する為に今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
院内のQITに所属し、身体への侵襲行為は行わず、産科病棟にて以下の業務に取り組む。
1.院内全体に5Sを定着させ、医療サービスを適切に提供する基礎を作る。
2.院内の各部署・病棟のKAIZENの進捗状況に合わせ、KAIZENステップの遂行を支援する。
3.5S-KAIZEN活動が継続するために、病院職員の意識改革を実施する。
4.同分野で派遣されている隊員と有用情報を共有し、お互いの活動に還元する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC (MS/Windows 7 Ultimate)およびその基本ソフト (MS/Office)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:QIT(Quality Improvement Team)ヘッド (女性・看護師・40代前半)
その他OITメンバー等(女性・看護師・50代後半/男性・看護師・20代後半)
産科病棟のスタッフ
活動対象者:病院スタッフと外来、入院患者
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚との協働のために必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
水道は月に2、3回あり、半日から数日続く。停電も月に2、3回程度、数時間から終日停電がある。