要請番号(JL54822A08)
募集終了
・2023/1 ・2023/2 ・2023/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府 地方自治庁
2)配属機関名(日本語)
キノンドーニ区役所、マロロ農業資源センター
3)任地( ダルエスサラーム州ダルエスサラーム市 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ダルエスサラーム市キノンドーニ区役所農業灌漑課の出先機関であるマロロ農業支援センターである。区役所から車で約1時間の場所にあり、実習農場で新たな試みや実践を行い、一方で近隣農家や区内の若者を対象に農業知識や技術の普及を行っている。敷地は45エ―カーあり、主に野菜を栽培(栽培作物は日本とほぼ同じくトマト、キュウリ、ナス、オクラ、唐辛子、サツマイモ等)しているが、水耕栽培、きのこ栽培、養蜂、養殖なども行っている。事務棟が1棟あり、理論の講義も行うことが可能である。また、大学機関との協力なども積極的に行っている。事務棟は韓国の農業関係機関の援助で建設された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タンザニアは農業従事者が非常に多いが、生産性を上げるための知識・技術が不足している。一方で、大学等で研究が進んでいるが、その成果が一般の農民へ普及されていない。センターでの野菜栽培の実践ののち、その知識の普及も配属先の主な活動であり、職員と協力して地域に適した農業の実践と普及をするためボランティアの要請に至った。また、タンザニアでは若者の雇用が課題となっているため、配属先では新たに農業を始めようとする若者などへの研修も積極的に行っており、ボランティアの協力が求められる。その他、ビニールハウス栽培、水耕栽培などにも部分的に取り組んでおり、生産性向上と質の高い商品作物の生産方法も模索している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協力して以下の活動を行う。
・実習農場での栽培計画および実践。
・農民への研修の計画。
・センターにて農民への農業技術・知識の普及。
・若者に対する短期農業研修。
・必要に応じて周辺の農家を巡回指導。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習農場、ビニールハウス、水耕栽培場など。
4)配属先同僚及び活動対象者
コーディネータ(センター長):キノンドーニ区役所農業灌漑課の長を兼任。(学士)
職員:センターのコーディネータも含め、全部で10名。(野菜栽培、栄養学)
ナショナルボランティア:1名(大学新卒)養蜂
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上必要
[汎用経験]:
・農作業経験3か月以上
[参考情報]:
・ビニールハウスでの栽培経験があること。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タンザニア赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。