【配属機関概要】

3）任地（ プワニ州チャリンゼ県 ） JICA事務所の所在地（ ダルエスサラーム市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先のあるチャリンゼ県は放牧を伝統的に行ってきた人々も多く居住しており、家畜飼育が盛んで県の食肉センター施設も整備中である。県内では牛の飼育が最も多く、肉牛のほうが多いが民間企業のミルクセンターもあるため乳牛の数も多い。チャリンゼ県は15の郡に分かれ、各郡事務所には畜産担当のコーディネーターが1名配置され、畜産を行う住民の支援を行っている。郡の畜産コーディネーターは食肉検査員、郡事務所に配置されている農業など他課のコーディネーターとも連携しながら、主に畜産農家への生活水準向上支援を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先管轄のチャリンゼ県は牛の飼育が最も多く、羊とヤギの飼育数が続く。その他、イスラム教信者が国民の半数程度のため数は少ないが、養豚も行われ主に都市へ出荷している。養鶏はタンザニア各地で一般的に広く行われており、チャリンゼ県も例外ではない。タンザニア全般に言えることではあるが、家畜の管理方法を工夫することにより生産量が向上する余地があり、畜産オフィサーの住民への助言や指導が重要である。また住民たちの営農・資金管理の仕方にも課題があり教育が必要である。このような背景からJICA海外協力隊の要請があった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚や郡事務所など出先機関のオフィサーと協力して以下のことを行う。
1.主に県庁近隣の郡内で畜産を営む地域住民への助言。
2.家畜の疾病予防の方法やよりよい飼育方法など、住民への知識の普及活動。
3.資金の使い方なども含め畜産の営農についての基本的な知識の普及や助言など。
4.その他、配属先の要望や状況に応じた活動。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子など

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:畜産オフィサー(男性)、各郡事務所の畜産コーディネーター(特にブウィリング郡、ペラ郡、ディプロマ、男性)、畜産センターオフィサー(ルゴバ郡)など。

活動対象者:畜産を営む地域住民、畜産を始めようとする住民

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

タンザニアの赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。