要請番号(JL54823B01)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育科学技術省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練公団ムワンザ職業訓練センター
3)任地( ムワンザ州ムワンザ市 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
職業訓練公団(VETA:Vocational Eduction and Training Authority)はタンザニア国内に34の職業訓練校(センター)を有しており、配属先はその一校である。タンザニア第3の都市ムワンザ市に位置しており、2003年に設立された。自動車整備、電気設備など11種類の職業訓練コースを長期、短期で実施している。生徒数は長期コースが約500名在籍しており、講師を含めたスタッフ数は約30名である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
国内の8割以上を日本車が占めている当国において、日本車の車両整備に自動車整備士の需要は高い。このため、優秀な整備士の育成が必要とされており、職業訓練校への期待は高い。しかしながら、電子制御システム等、近年の日本車整備に関する知識、経験を持ち、指導が可能な講師が不足しているのが現状である。配属先では過去に2名のJICA海外協力隊員が派遣されたが、その活動に対する評価は高く、今般、要請が提出された。隊員は同僚講師と共に、JICAの支援により導入された実習車両を用いて、理論と実践の授業を行っていたが、引き続き、同様の活動が求められている。また、配属先の自動車運転免許取得コースの教習車の保守点検修理、外部からの自動車修理依頼業務への助言も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚講師と協力しながら、以下の活動に取り組む。
1.学生を対象に、理論と実技の授業を行い、自動車整備に関する知識と技術の定着に取り組む。
2.同僚講師を対象に、授業や実習運営に関する助言、整備技術経験・情報を共有するなど、能力向上に取り組む。
3.5Sの視点で、実習施設、機材管理に関して助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用車両(トヨタマークⅡ)、ピット、エアコンプレッサー、サーキットテスタ、工具セット、エンジンジャッキ等
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:40代、男性
自動車整備課講師:1名、経験25年以上、50代、男性
自動車整備課生徒:40名、18歳以上、中学校卒業程度
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:講師として活動するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タンザニア赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。