要請番号(JL54823B14)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府地方自治庁
2)配属機関名(日本語)
ムベヤ市役所イロンバ区事務所
3)任地( ムベヤ州ムベヤ市 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ムベヤ州はタンザニアの南西部に位置し、7つの行政区分からなる。ムベヤ州はザンビアとの国境に接しているため、ザンビアやその先の南部アフリカ地域へと続く幹線道路、鉄道があり、タンザニア側の交通と経済の要所になっている。州の中心都市であるムベヤ市は人口約39万人(2012年国勢調査)。ムベヤ市役所は地域開発課を含む9つの部署があり、地方行政を担っている。市内は36区に分けられ、それぞれの区に市役所の出先機関である区事務所が設置され、地域に根付いた行政サービスを提供している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
イロンバ区事務所は比較的市街地に近い立地にあり、住民サービスの窓口機関として設置され、7つの管轄地域を対象として5名の職員(事務所長、地域開発、農業、畜産、保健)が配置されている。事務所では女性と若者の就労支援に力を入れており、グループを編成し、協力してビジネスを立ち上げるためのアドバイスをしたり(現在は制度の見直し中だが、グループで行う小規模ビジネスを支援する、無利子で起業資金を貸し付ける制度があった)、必要なビジネススキルを提供したりしている。現在、約30グループを支援しており、ビジネスに興味のある住民への支援を充実させたいとのことからJICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚の地域開発担当職員と協力して次の活動を行う。
1.住民(特に女性と若者)の収入向上活動を支援する。
ビジネスに関心のある住民の相談に乗り、起業に必要なスキル(経営管理等)に関する研修を実施する。起業後の経営状況、借入金の返済状況についてもモニタリングし、持続的なビジネスとなっているかフォローし、必要に応じて助言する。小規模ビジネスの例としては、個人タクシー(バイク、自動三輪車)の営業、軽食の販売、野菜の販売、店の経営、畜産、建設資材(レンガやタイルなど)の製造など多岐にわたる。
2.その他、地域で課題となっているテーマについて取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:7名、うち地域開発担当職員は1名。
活動対象者:イロンバ区住民約49,000人のうち、小規模ビジネスに関心のある者。
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・グループ活動や組織運営の経験
・営業や販促、商品開発の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タンザニア赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。