要請番号(JL54823B32)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
投資産業貿易省
2)配属機関名(日本語)
中小企業開発公社ドドマ地域事務所
3)任地( ドドマ州ドドマ市 ) JICA事務所の所在地( ダルエスサラーム市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
中小企業開発公社(SIDO:Small Industries Development Organization)は中小企業支援を目的に1978年に設立された公的機関であり、起業家や個人経営者に向けた技術支援や情報・施設の提供、各種トレーニングコースの実施等を行っている。配属先であるドドマ地域事務所は、タンザニア国内にある26ヶ所ある事業所の1つであり、ドドマ地域の中小企業支援業務を担っている。年間予算は約4億4400万タンザニアシリング(日本円約2480万円)。2017年6月までJICA海外協力隊員(経営管理)が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、皮革製品生産者の育成に力を入れており、2011年にトレーニングセンターを設立し、3ヶ月毎にトレーニングコースを開講している。また、コース修了者には、1年を上限にトレーニングセンターおよび機械や工具の使用を許可して、技術向上の支援を行っている。トレーニングコースは初級コースでは革製サンダル、中級コースでは革製スクールシューズの製作技術を指導しており、各コース20人~35人が受講している。講師は市内の皮革製品生産者2名が務めている。配属先は、受講者・コース修了者への効果的な技術指導、市内生産者への技術的支援の充実化を目指しており、今般、JICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフ、講師と協力して以下の活動を行う。
1.市内の皮革製品生産者・業者や製品の状況把握。
2.トレーニングコースにおいて、受講生を対象とした技術指導、講師の技術、指導能力の向上支援。
3.皮革製品の製作技術、製品に関する技術やアイディアの紹介、共有。
4.トレーニングセンターにおける5S活動の促進。
*使用するのは牛皮、およびシープスキン等で加工済みである。
*革製バッグ等の製品開発も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工業用ミシン(フラットベッド、ポストベッド)、コンプレッサー、革漉き機、レザーストラップ切断機、プレス機、グラインダー、スタンピング機、作業台、ハサミ等の工具
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長(男性、修士、40代)
トレーニングセンターコーディネーター(男性、大卒、40代)
トレーニングセンター講師1(男性、50代、経験32年以上)、講師2(男性、30代、経験6年)
指導対象:初等教育~大学卒業者「読み書き」が出来ることが受講条件
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:受講生に指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:受講生に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
タンザニアの赴任後の研修でスワヒリ語を学習する予定。