要請番号(JL55118A04)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
カラボ郡農業事務所
3)任地( 西部州カラボ郡カラボ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は政府機関として、郡内の農業生産性向上や小規模農家の収入向上のための支援を行っている。郡の人口は約9万人で、15地域に分かれており、それぞれの地域に1名の担当農業普及員が配置され、対象農家を巡回訪問・指導している。任地カラボはザンベジ川上流域の氾濫原に位置し、川岸湿地には豊かな水があるが、砂土が堆積している。西部州はJICAコメ普及支援プロジェクトの対象地域の一つとなっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは国民の大半は農業で生計を立てており、メイズ(トウモロコシ)を主食とした自給自足の生活を営んでいる。食料安全保障や高付加価値作物による収入創出の観点からも、メイズに依存した農業からの脱却が課題となっている。また、近年の経済成長で食生活が変化し、コメの需要は急速に増加していること、同国には南部アフリカの約4割の表流水源が存在し、コメ生産の高いポテンシャルを持っていることから、同国農業省は現在稲作振興に注力している。配属先である郡農業事務所も、氾濫原を有効利用し、微高地や微凹地の農地を使い分け、稲作普及を促進したいと考えていることから、そのサポートとして新規青年海外協力隊(JV)が要請された。JVは農業事務所に拠点を置き、主任農業官と活動内容を調整したうえで、1~2の対象地域に集中的に普及活動を行うこととなる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地農業普及員の協力のもと、対象地域を巡回しながら下記の活動に取り組む。
1.デモ圃場の整備、ワークショップの開催、農家の巡回訪問などにより、稲作の普及促進を図る。
2.地域の生活環境を知るためのフィールドワークを実施し、現状を把握する。
3.農閑期には農家の生活向上・収入向上につながるための活動(作物保存方法の改良やSHEPアプローチ普及など)を行う。
※日本人専門家から協力を得られるため、応募時に稲作に関する専門知識や経験を有している必要はない。SHEPとは「Smallholder Horticulture Empowerment Project(小規模園芸農民プロジェクト)」の略。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所執務スペース(机・椅子など)
4)配属先同僚及び活動対象者
所長:男性1名(30代)
主任農業官:男性1名(40代)
各部門職員:男性12名
農業普及員:男性13名、女性1名
活動対象者:地域の農業普及員、農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:活動に関し必要な知識のため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農村地域の生活改善に関する知識や経験またはセミナー・イベント等企画・運営経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)