要請番号(JL55118A06)
募集終了
・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
ミサンフ農業試験場
3)任地( 北部州カサマ郡ミサンフ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ミサンフ農業試験場はザンビア農業省下の10の研究機関のうちのひとつである。当試験場は 現状10haの敷地を利用して豆・雑穀・米の3つを主な柱として研究活動を実施している。これらの研究を通して農業生産性向上や作物多様化に寄与する事が、当試験場の目的である。農業省では2011年より稲作開発計画を策定し稲作振興を進めているが、当試験場はそれをサポートするJICAの技術協力プロジェクト「コメ普及支援プロジェクト」とも協働している。また同郡には2016年度4次隊の野菜栽培隊員が派遣されているため、協力しながら活動を進めることも可能である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは、近年の経済成長で食生活が変化しコメの需要は急速に増加しているが、生産は消費に追い付かず、約半分を輸入に頼っている。一方で同国には南部アフリカの約4割の表流水資源が存在し、コメ生産の高いポテンシャルを持っている。しかしながら、農業省の進める稲作振興においては、基本的な栽培技術の試験データ収集や稲作適地の選定が進まずにいるのが現状である。ボランティアには現在実施中の「コメ普及支援プロジェクト」と連携しながら、試験場でのイネの試験栽培、特に圃場管理や栽培データ収集に取り組むとともに、近隣農家への稲作普及活動を支援することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
コメ普及支援プロジェクト稲作専門家からの技術支援を受けつつ、下記の活動に取り組む。
1.稲作試験圃場の整備・維持管理をする。
2.研究員並びに作業員と稲作に取り組む。
3.農業普及員に対する稲作研修実施を支援する。
4.カウンターパートとともに研究データを収集し、報告書を作成する。
5.近隣農家を対象としたワークショップを開催し、稲作技術を普及する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
研究員 男性 2名(50代)
研究員補助 男性 2名(30代)
作業員 試験場全体で30名(20-40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:技術指導のため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
現地語はベンバ語。