要請番号(JL55118A16)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
チョマ総合病院
3)任地( 南部州チョマ郡チョマ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チョマ郡中心部に位置し、郡全体の人口は約24万人。郡下には29の保健施設があり、当該病院はそのうちのひとつであり、ザンビアに24ある2次レベル病院のうちのひとつ。南部州全域の基幹医療サービスを提供する病院でもある。年間予算は1,100万円。外来診療、歯科、眼科、産科、入院病棟、手術室、検査室、薬局などを備え、州下の1次レベル病院からの転送受け入れ、研修を含めた各種技術支援機能をもつ。2016年3月より青年海外協力隊(JV)(前任者)1名が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアではJICAの支援のもとKIZ(Kaizen Institute of Zambia)が設立され、民間企業における品質向上、生産管理に、また、保健サービスの質の向上のためカイゼンが導入されはじめている。当該病院の院長はタンザニアでJICAの支援で実施されたカイゼンによる医療サービスの質の向上プロジェクトを見学し、それに感銘をうけて自身のチョマ総合病院へQI部(品質向上部)を設け独自にカイゼンの導入を始めた。より効果的、実践的にカイゼンの考え方と5Sの手法を病院内に浸透させ、提供する医療サービスの質の向上を図るため、JICAボランティアのサポートを求めて初代JVの派遣を要請し、今回、引き続き院内の医療サービスの質の向上活動へのサポートを求めて本案件の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.オリエンテーションを通してスタッフへ5Sの手法やカイゼンの理念・利益を浸透させる。
2.ラベリングや掲示板の活用などの具体的な手法を紹介し、その実践を通して清潔で整備された病院環境の構築を支援する。
3.5Sやカイゼン活動のモニターと評価の仕組みの構築を支援する。
4.カイゼン活動のチーム作りや、管理者や監督者の活動へのメンターとしても期待されている。
※スタッフの業務・病院環境の改善が活動の中心となるため、患者さんへの医療行為は行いません。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、机、いす、文房具
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:環境衛生士(男性 40代、大卒相当、カウンターパート)、クリニカル・オフィサー(男性 50代、専門学校卒相当)、看護師長(女性 40代、大卒相当)
対象者:37部門の院内スタッフ(男性女性、20-50代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:学位保持者へ指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:管理者・監督者へ指導するため
[参考情報]:
・カイゼン活動の推進経験があればなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
保健サービス(医療・検査・検診)の実施機関への配属となるため、訓練所にて「針刺し事故講習」の受講は必須。
ただし、当該ボランティアは患者さんへの医療行為には従事しません。