要請番号(JL55118A19)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
ムピカ郡農業事務所
3)任地( ムチンガ州ムピカ郡ムピカ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ムピカ郡農業事務所は、郡内の農業生産性の向上や小規模農家の収入向上のための支援を行っている。郡内は34地域に区分けされ、それぞれの地域に1名の担当農業普及員が配置されている。各農業普及員は担当地域の農家を巡回訪問・指導している。また、同郡はJICAの小規模灌漑プロジェクト(T-COBSI)やコメ普及支援プロジェクトの対象地域であるため、同郡農業事務所の農業普及員のうち3名はT-COBSIの研修を、6名はコメ普及支援プロジェクトの研修を受講済みで、郡内にて小規模灌漑を利用した農業や稲作の普及に取り組もうとしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ムピカ郡内には収入が非常に少ない母子家庭が多く存在するが、そのほとんどが農業従事者である。雨季には余剰が出るほど収穫できる作物もあることから、この余剰作物の有効活用法・保存方法を知ることで、乾季の食料不足を解消したり、収入に繋げたりすることが期待される。そのため、今回食品加工の知識を持った青年海外協力隊が要請された。また、同郡内の2キャンプ(地区)が現在コメ普及支援プロジェクトの対象地域となっているため、日本人専門家(稲作/灌漑)とも協力しながら対象キャンプ以外にも稲作普及活動を拡げていくことも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ムピカ郡農業事務所の農業普及員と協力しつつ、下記の活動を行う。
1.余剰作物(マンゴー・トマト・葉物野菜等)の保存方法に関するワークショップの実施
2.SHEPアプローチも踏まえたIGA(income generating activity)として、余剰作物を使った加工品生産
3.日本人専門家や同じ郡内の野菜栽培隊員とも協働しながら、新規作物(コメ・きのこ・大豆など)の栽培方法を紹介
4.上記収穫物を利用したクッキングデモ・栄養指導
5.小規模灌漑を利用した農業や稲作の普及(新規作物栽培に関しては、赴任時に2016年度3次隊の先輩隊員や日本人専門家(稲作/灌漑)からの協力が得られるため、応募時に特別な知識は必要ない。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務スペース、机、椅子、事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
主任農業官 男性(30代)
各部門職員 男女21名 大学卒5名 短大卒13名 高卒3名(20-40代)
農業普及員 男女34名(20-40代)
活動対象地域の農民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・食品加工についての知識や経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語はベンバ語。SHEPとは「Smallholder Horticulture Empowerment Project(小規模園芸農民プロジェクト)」の略。