要請番号(JL55118A29)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水産・畜産省
2)配属機関名(日本語)
マンサ郡水産畜産事務所
3)任地( ルアプラ州マンサ郡マンサ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先である郡水産畜産事務所はマンサ郡の水産畜産行政を司っている。マンサ郡は人口約25万人で、ルアプラ州の州都でもある。同事務所は畜産農家や養殖農家に対しての支援を中心に行なっており、畜産・獣医・養殖の部署がある。前任者は平成27年度2次隊で、主にヤギやニワトリの生産指導および畜産品加工の支援をしている。同州は国内で最も貧困率が高いと言われており、2015年まではフィンランド政府による大規模な農業プロジェクトが実施されていた。2016年の中央省庁再編によりそれまで一緒だった農業・畜産・水産から農業だけ別組織になったが、現在でも農村部では対象者が重なることから協働していることが多い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同州では家畜の飼育が周辺地域と比較して盛んに行なわれている。マンサ郡水産畜産事務所では家畜農家に対して畜産に関する普及、管理、モニタリングの支援を実施している。しかし、現地畜産管理官のみでは畜産農家の能力向上を図るには不十分な面があるため、主任畜産管理官の指揮の下、同地域の家畜生産性向上に対するサポートが期待されている。初代JVは主に小規模な生産グループを通したヤギやニワトリの生産指導に加えて、それらの肉・乳・卵の加工による付加価値の向上を目指して、ザンビア人の同僚と共に可能性を模索しながら活動している。牛の生産については同地域ではあまり盛んではないものの既存酪農家を通した生産普及を目指している。引き続き支援を行うため、今回後任派遣の要請となった。尚、生産グループの構成は男女ともに半数程度で、ジェンダーによる作業内容や関わり方に対する違いは特にない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
郡水産畜産事務所の主任畜産管理官の指揮のもと、現地畜産技術官と共に以下の活動を行なう。
1.対象地域における家畜飼育の現状および課題の調査
2.ヤギ・ニワトリなど畜産農家に対するワークショップを含めた技術指導
3.酪農家への肉牛および乳牛の生産に関する技術指導および、地域への生産普及
4.同配属先の獣医と協力しての、家畜全体に関する疾病対策および畜産農家への啓発活動
5.可能であれば加工品生産や販売に関するアイデアやアドバイスなどの支援を行なう。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、その他の事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
主任畜産管理官 男性 40代
畜産技術官 20-30代 専門短大卒レベル
プロジェクトサイトの畜産農家 (10-15程度の村が対象となる予定)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現場で畜産の技術指導を行うため。
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)