【配属機関概要】

3）任地（ ルサカ州ルサカ市 ） JICA事務所の所在地（ ルサカ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属機関の事業規模は20万米ドル。「第7次国家開発計画」と「ビジョン2030」に基づくザンビアの開発を支援するため、主に女性、若者、障害者に関連し技術・資金支援を実施。その活動は、①包摂的な成長と貧困削減、②よい統治、③環境とエネルギーの3つの分野で展開(配属予定の「元難民」を支援するプログラムは①に該当する)。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ザンビアは、歴史的に周辺国から難民を受け入れてきた。周辺国の政情が安定した後には、本国に帰還する難民もいれば、様々な理由で帰還を選択しない難民もいる。国連開発計画(UNDP)は、ザンビア副大統領府と共に、ザンビア定住を希望する「元難民」を支援するため、「再定住地」の建設・運営を行う「持続可能な再定住事業」を実施している。活動の柱は、①計画策定と実施監理、②インフラ整備と生計向上、③コミュニティの連帯向上である。しかしながら、元難民の再定住はインフラ建設の遅れや生計機会の不足、コミュニティの連帯の弱さなど、再定住地の魅力が不足していることにより、想定通り進捗していない。本件派遣は、このような状況の打開に向け、「①計画策定と実施監理」の一環として国連各機関や政府諸機関を調整しているUNDPの調整能力を補強し、事業アプローチの改善に向けた関係者の更なる連携強化を図ることを目的に要請されたもの。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.「持続可能な再定住事業」に関する国連各機関と政府諸機関の日常的な調整支援
2.同事業のガバナンスのために設置された技術委員会や戦略・政策助言グループ会合の準備・実施支援
3.2019年の年間業務計画の進捗を確認するための四半期レビュー報告書や年間報告書の作成支援
4.民間セクター支援や国際的な援助イニシアチブとの連携による事業資金の調達支援
5.広報素材の作成・発信支援

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、インターネット、自動車(公務用)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・UNDPザンビア国代表(男性 50代)(首都ルサカを拠点)
・プログラムオフィサー1名(女性 30代)(首都ルサカを拠点)
活動対象者:
同僚スタッフ(女性 30代)、国連各機関及び政府諸機関の関係スタッフ(男性、女性)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・大学院卒の場合は、実務経験3年以上

【地域概況】

【特記事項】