要請番号(JL55119B21)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
一般教育省
2)配属機関名(日本語)
メヘバA中等学校
3)任地( 北西部州カルンビラ郡メヘバ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 13.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
難民キャンプ内にある中等学校で、グレード8~12(日本の中学2年~高校3年程度)までの生徒約800名が在籍しており、卒業時に行われる国家試験の合格率が州で3番目の優秀校である。同校はメヘバ難民キャンプというコンゴ民・アンゴラ・ブルンジ・ルワンダ難民等の居住区内にあり、1987年に日本の援助によって校舎が建設された。難民キャンプ内の学校だが難民の割合は15%ほどで、北西部州の州都であるソルウェジからきたザンビア人生徒が多く在籍している。2018年4月よりPCインストラクターの隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは公官庁・民間企業におけるPCの普及が進み、就職のための必須技術となりつつあるが、学校レベルにおけるPC教育は遅れている。同校では2012年より正規の授業としてPC教育を実施し、生徒のPCスキルの習得を図っているが、専任の教員が不在のため他教科の教員が兼任している。今後、PC教育専任の教員を配置する予定もあり、隊員は生徒に対する授業とともに、同教員へのPCスキル向上の指導も望まれている。また数学教員は3名いるが十分ではない為、グレード10及び11の数学の授業へのサポートも期待されている。前任者はソーラーパネルを設置しPCの電力を確保し、グレード8の生徒約80人の授業を週8コマ(1コマ40分)及びグレード9の生徒約70人の補講授業を週5コマ(1コマ90分)担当し、放課後にはクラブ活動としてダンスを教えた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
前任者同様、以下の活動が求められている。
1.PCの基本的な知識やソフトウェア(MS-Office等)の操作方法について、週13コマ程度の授業を実施。
2.同僚教員に対し、OSやMS-Office等についてのPCスキル向上の指導。
3.コンピュータ室の維持管理。
4.グレード10及び11 への数学の授業(可能であれば)。
上記以外にも、課外時間を利用してのクラブ活動等、配属先が必要とする活動を柔軟に展開することが期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノートパソコン20台、デスクトップパソコン11台、OS(Windows 7, 10), Office 2010, 2013、プリンター、プロジェクター、ソーラーパネル
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・校長(男性、50代)
・同僚教員(男性、30代)
※ICT専任の教員は不在、他教科兼務にてICTを教えている。
活動対象者:
・グレード8~12の生徒 約800名(男子・女子)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:講師として活動するために必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要な知識
[参考情報]:
・ITパスポート又はMOS資格か同等の知識
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(電話可)
[電気]:(なし)
[水道]:(なし)
【特記事項】
水道はなく井戸水、電気はソーラーパネル使用となる。僻地の為、生活のために単車が必須。