要請番号(JL55122B22)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランボヤン特殊学校
3)任地( 南部州マザブカ郡マザブカ ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
南部州マザブカ郡の中心地より約6km南に立地する特殊学校で、全校生徒は180人。聴覚障害のある児童生徒と知的障害のある児童生徒が学んでいる。知的障害学習者のクラスでは、学習・生活指導のほかに、16歳以上の生徒に対して学校卒業後の自立を目的とした支援プログラム(家庭科、芸術および農業など)も提供している。さらに、農業や養鶏などの活動は生徒たちのスキルアップのみでなく、収穫物を販売して利益を得、生徒たちの活動資金として活用するなど、包括的な学校運営が行われている。教員は17名で、全員障害児教育課程を卒業している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当校には、聴覚障害のある児童生徒と知的障害のある児童生徒が在籍しており、前者ではプレスクールから9年生(日本の幼稚園年長から中学3年生)までの一般の生徒が受けるカリキュラムに沿って授業が進められている。後者は学習期間や到達度によってレベル1(初級)からレベル3(上級)に分かれている。また知的障害のある生徒に対する学校卒業後の自立支援プログラムにも力を入れている。このプログラムでは、現在、主に家庭料理、手芸裁縫(縫製やビーズワーク)、芸術や農業などのプログラムを実施しているものの、とくに料理や手芸裁縫(いわゆる家庭科教育)を専門的に指導できる教員が不在であることから、当該分野の指導内容を充実させることも目的として隊員を要請することとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
他の教員と協力して、以下のことに取り組む。
1. 具体的な学習(習得)目標や計画の作成・実施・評価、および次年度への展開
2. 教育省の教育方針に沿った、学習者の種々の生活スキルの指導
3. 学習者の習得度を確認・評価と必要に応じた学習計画の再検討
4. 担当クラスの学級経営(学級目標の設定、学級内のシステムや規律づくり、教員と児童生徒がお互いに信頼できる関係づくりなど)
5. 料理や手芸裁縫など自立支援のための実践的なプログラムの指導
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、家庭科および芸術科用実習室、作業台、裁縫道具、ミシン(5台)、絵筆、絵具など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長 1名(男性、50代)、副校長 1名(女性、40代)、教員 15名(男性 2名、女性 13名、20-50代)
活動対象者:
3年生から9年生までの聴覚障害学習者、レベル2および3の知的障害学習者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒レベルであるため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に指導を行うため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
当該学校ではイギリス手話が主に使用されている。
活動対象者については、赴任後に隊員の経験に基づいて配属先と相談し決定する。