【配属機関概要】

3）任地（ 中央州カブウェ郡カブウェ ） JICA事務所の所在地（ ルサカ州ルサカ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

カブウェ郡農業事務所は、郡内の農業生産性の向上や小規模農家の収入向上のため、対象農家約2,500世帯を巡回・訪問しながら支援を行っている。また、国家の食料安全保障と農家の生計向上の観点から、耐旱性や栄養価の高い穀類、豆類、根菜類等の導入等、農業の多様化が喫緊の課題となっている。ザンビアはサハラ以南アフリカの栄養不良人口の割合が他の地域よりも高いことも課題となっている。年間予算は約340万円。栄養担当指導官は1名しかおらず、他に食用作物担当指導官や農業担当指導官が在籍している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

国民の大半が農業で生計を立てており、メイズを主体とした自給自足の生活を営んでいるが、食料安全保障や高付加価値作物による所得向上の観点からもメイズに依存した農業からの脱却が課題となっている。同郡事務所が所管するムピマセミナリーキャンプ地域でも主にメイズを栽培しているが、その他に大豆、落花生、さつまいも等も栽培している。しかし生産性の低さや低栄養という問題に直面している。地域の対象農家に対し、栄養に関する指導を期待し、本案件の要請に至った。なお、生産性の向上も喫緊の課題となっているため、農業に関する知識があるとよい。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

カブウェ郡農業事務所の管轄地域であるムピマセミナリーキャンプにて約2,500世帯の農家を巡回・訪問しながら以下の活動に取り組む。

1.食と栄養に関する啓発活動
2.栄養食品セミナーの開催支援
3.農民グループの育成
4.その他、地域の農民が抱えている課題解決に向けた支援

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・郡農業調整官 50代 女性
・その他、農業担当指導官等30～50代の男女5名

活動対象者:
・地域の農家 約2,500世帯

【資格条件等】

[参考情報]：

　・農業に関する知識があるとよい

【地域概況】

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(ベンバ語)を行う予定である。