要請番号(JL55123A59)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ザンビア大学獣医学部
3)任地( ルサカ州ルサカ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1966年設立の首都ルサカにある国立大学で、獣医学部の他に13学部を有するザンビアの最高学府である。学生数は約3万人。獣医学部においてはJICAの「アフリカにおけるウイルス性人獣共通感染症の疫学に関する研究プロジェクト」「ザンビア大学獣医学部臨床教育強化プロジェクト」が実施されており、複数名の日本人専門家が派遣されている。年間予算は約8億1,500万円。同大学獣医学部の動物用機器は、アフリカ大陸の大学ではプレトリア大学(南ア)とザンビア大学にしか設置されておらず、これらを適切に活用することで診療機能の飛躍的進歩が期待されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
1984年に日本の技術協力によって開設されたザンビア大学獣医学部は着実に発展し、南部アフリカ地域の指導的施設と認知されている。一方、経済発展に伴って臨床獣医学への社会的な要求は高まり、動物病院の機能強化が急務となった。同附属動物病院では、日本政府の協力で画像診断、臨床病理、麻酔、診察室・手術室、入院室、往診などの最新機器の導入を進めている。それらを活用し、現代的な動物診療が実施できる体制強化が強く望まれている。なお、同学部臨床獣医学科で実施されている「ザンビア大学獣医学部臨床教育強化プロジェクト」の日本人専門家との協働も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
臨床獣医師として、同大学附属動物病院の同僚臨床獣医師、技術職員、学生等に、現代的な小動物診療(主に犬、猫)が実施できるよう指導する。
1.ザンビア大学獣医学部附属動物病院における主に小動物診療指導
2.動物病院で実施されているポリクリ学生への小動物臨床現場での指導
3.画像診断装置(デジタルX線、X線CT、超音波画像診断装置、内視鏡、PACS(OSIRIX)など)の使用法の指導
4.血液学的検査機器の使用法の指導
5.関連職員に対する動物病院におけるバイオセキュリティの認識向上
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デジタルX線、64列マルチスライスCTスキャン、超音波ドブラ断層撮影装置、ポータブル超音波断層撮影装置、麻酔器/人工呼吸装置、除細動器、画像ビューワー他
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
20~40代 男女11名(うち獣医師4名、放射線技師1名)
活動対象者:
同僚および学生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(獣医師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)獣医学 備考:獣医師として活動するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:獣医師として活動するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
動物用機器の使用法等について、日本人専門家(主に日本の大学教員)からの助言を受けることができる。
また、2023年春募集にて同大学において電子工学隊員を要請している。
赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。