2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55123B01)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

デービッドカウンダSTEM中等学校

3)任地( ルサカ州ルサカ市 ) JICA事務所の所在地( ルサカ州ルサカ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ルサカ市に位置する1934年に設立された中等学校で8~12年生(日本の中学校2年生~高校3年生に相当)の生徒約1,000名が在籍している。同校は産業人材の育成、科学技術開発の競争力向上を目指し、科学、技術、工学及び数学教育を充実させるためSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)校として教育省に指定されており、進級にかかる国家試験によって選抜された優秀な生徒が集まる学校である。現在、前任となる理科教育隊員が活動しており、実験等を通じて生徒の主体性や思考力を伸ばす教育に力を入れている。また、教科書が不足している同国の状況を考慮し、生徒が授業後に自主学習できる板書を心がけることで、生徒の学力向上にも寄与している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ザンビアでは理数科教育の質向上、生徒の学力向上を目指しているが、理論偏重の傾向があり、生徒の主体性や考える力を育てるため、実験や副教材を活用した生徒の理解を促す教授法の実践が期待されている。これら実践を通じて生徒の理解度及び学力の向上が期待されており、隊員が要請された。前任となる理科教育隊員は2024年8月まで活動予定であり、現在は化学の授業を担当している。同隊員が培った生徒の思考力を伸ばす授業運営について、他教員へ波及させることにより、同僚教員の教授力を向上させることが期待されている。同校は教育水準も高く、STEM校であることから、教育省傘下のナショナルサイエンスセンターで開発された教材や新しい教授法の試験導入等も実施されており、これらプロジェクトへの協力を行うこともある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

8~12年生(日本の中学校2年生~高校3年生)の生徒および配属先同僚を対象に以下に取り組む。
1.理科科目(主に化学)の授業 (週12~18コマ程度、対象学年や科目、分量は赴任時の教員配置状況、隊員の得意分野などを踏まえて決定する)
2.身近な材料を利用した副教材や実験道具の作成・利用による教材研究の手法や実例紹介
3.他の教育分野隊員と協働したワークショップ等の実施
4.近隣初等学校における算数能力向上のための支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・65名(20~50代男女)、主に理数科部門長(50代男性)および、理科教員(化学)5名と関わる

活動対象者:
・生徒約150~250名(8~12年生の生徒)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員として指導するため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:STEM校での指導となるため

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語学訓練(ニャンジャ語)を行う予定である。